１２月２７日の朝。

最寄りの駅のホームに、雪の跡があった。

この地域は、雪が降る方が珍しく、積もることなんて何年もない。

大雪なんてものを見てみたいと思いながら、

きっと寒いんだろうなと思いつつ。

この間、クリスマスだったけれど、

特に誰とも過ごさず。親と祝った。

お寿司と、会社からもらったケーキ。

おいしかった。でも、涙が流れてくる。

親以外と過ごすクリスマスを体験してみたい。

そう願ってもう、１０年以上が経つ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい