待ってる

越智悠梨「ねぇ!君が将来働けなくなったら私が養ってあげるからね?」


浦野京也「急になんだよ……あと自分で働くし、いらないから」


悠梨「そういえば、京也の夢って飛行機の……」


京也「よく知ってるな。整備士だ」


悠梨「毎回思うんだけど、パイロットじゃないのね……」


京也「悪いか?」


悠梨「悪くないけど……そうだ!私はキャビンアテンダントになって、京也の整備した飛行機に1番に乗る!」


京也「……夢を持つのはいいことだ」


悠梨「京也……それ老人の言葉だよ……」


京也「……で、話は変わるけど明日は俺日直だから。少し遅くなるし、先帰ってもいいぞ?」


悠梨「分かった!じゃあどこで待ってればいい?」


京也「(話が微妙に噛み合ってないな……)無難に校門とかで頼む」


悠梨「うん。待ってる。





またいつか。





地上1万メートルの、空の上で」


京也「悠梨………………いい感じにまとめてるとこ悪いが、お前どこで待とうとしてんだ?」

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