越智悠梨「今日さ〜こみやが途中で旅立ったんだけど。」

浦野京也「あのさ、ごめん。2つほど聞いていいか？」

悠梨「？どうぞ」

京也「まず、『こみや』って誰だ？」

悠梨「何〜？もしかして嫉妬？」

京也「え？違うけど」

悠梨「…そうストレートに否定されると傷つくね…『こみや』っていうのは都のことだよ。ほら、菰野（こもの）都（みやこ）。」

京也「略したら別人じゃねぇか…」

悠梨「で、もう一つってのは？」

京也「…そいつ、もしかして死んだ？」

悠梨「まっさか〜」

京也「でもお前、『旅立った』って。」

悠梨「？『早退した』って意味だけど」

京也「その意味で使うのはかなり語弊があるぞ！」

悠梨「そう？…ま、まあ少しはあるかもだけど…」

京也「少しどころじゃねぇな！」

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