一文字違い

越智悠梨「ねえ、一文字違いの言葉ってあるじゃん?」


浦野京也「そらあるだろうが、それがどうかしたか?」


悠梨「もうさ、一文字しか違うのなら意味も一緒でよくない?」


京也「全く良くないな」


悠梨「でもさ、例えば『菓子』と、『火事』ってあるじゃん?」


京也「ああ」


悠梨「小さい子がお母さんに『火事買って!』って言うことなんて稀にしかないじゃん?」


京也「全くねぇよ。世紀末かよ」


悠梨「だからさ、もう大丈夫だね!」


京也「いや、全く!」


悠梨「というわけで、私と京也は親友…つまりペストフレンドだね!」


京也「誰が黒死病の友達だよ!ベストフレンドって言えや!」


悠梨「京也、私しか友達がいないからって架空イマジナリー友人フレンド作っちゃだめだよ」


京也「だれが幼児だ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る