越智悠梨「ねぇ京也。重要な話があるんだけど…聞いてもらっていいかな？」

浦野京也「(どうせしょうもないんだろうな)ああ、いいぞ」

悠梨「あのさ、私と京也って一応幼馴染じゃん？」

京也「ああ。そのことに一回も触れてなかったけどそうだったな」

悠梨「それで、私達って友達というステップを踏んで親友まで至ったでしょ？」

京也「ああ。」

悠梨「それで、私達は次のステップに進んで良いと思うんだ」

京也「それってどういう…」

悠梨「大好きだよ、京也。私と…こ、恋人になってほしいんだ」

京也「悠梨…本気か？」

悠梨「うん。本気だよ。今だけは嘘つかない」

京也「…いつもは嘘ばっかりだけどな」

悠梨「そ、そのことは今は関係ないだろう？…で、返事はくれないのかい？」

京也「悠梨…俺は―――」

―――

ピピピピピピッ

ガバッ

京也「…夢か」

京也「……………………」

京也「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」

京也「俺は…なんという初夢を…」

京也「…やべぇ…悠梨に顔向けできないぞ…」

京也「どうすればいいんだっ！」

ブーブー

京也「電話？…っ！悠梨⁉」

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