結露

通常回に戻ります。

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越智悠梨「ねぇ京也」


浦野京也「いつになく深刻そうな顔してるけどどうした?」


悠梨「今朝起きて、顔洗って、ご飯食べて、京也の現在地確認して、着替えて、準備して、クソが学校爆発しろ!って言いながら家を出ようとしたときなんだけど…」


京也「前置きが無駄に長い上にたまに謎の行動をしてるのが気になるが、それからどうしたんだ?」


悠梨「ふと、窓を見たらなんと!」


京也「なんと?」


悠梨「…窓が曇っていて外が見えなかったんだよ!」


京也「…なぁ、お前もしかして結露って知らない?」


悠梨「なにそれ初めて聞いた。」


京也「今までよくそれで優等生でいれたな…」


悠梨「ま、まぁ君の嫁として恥ずかしくないようにしてたからね!…あっ」


京也「いつからお前は俺の嫁になったんだよ…」


悠梨「(京也が鈍感で助かった…)じょ、冗談に決まってるじゃないか〜」


京也「はぁ…虚言癖なんとかしろよ…」

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