悪魔

悪魔はいつも私の左肩に手を置き、囁く


「死んでみたらどうだ? さぼってみたらどうだ? たくさん食べてみたらどうだ?」


私は最初の誘惑以外に従ってしまう


悪魔は敵ではない しかし、付き合ってばかりだと悪しき結果を招く


悪魔は最初は小さい誘惑を繰り返し、最終的には命を落とさせる


そしてその魂をその手におさめる


だから誘惑に打ち勝たなくてはならない


獣の道ではなく、人の道を歩むために


しかし悪魔は魅力的だ


なぜなら欲求に素直に従うということを表しているから


欲か理か


見極めなければいけない


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る