第7話お小遣い
成人しても、おばあちゃんからお小遣いをもらっていた。仕事をしてるんだから、いいと断わっても、美味しいものを食べなさいと、お小遣いをもらっていた。
その、おばあちゃんは14年前に98歳で、天国へ逝った。
今は僕が子供にお小遣いを渡す身分。
あの時の、おばあちゃんの気持ちが分かるような気がする。
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