第4話お爺ちゃんと猫

これは私が小学生の頃、祖父母の家によく遊びに言ってたんだけど、祖父母の家にはペルシャ猫のマリが居ました。


私は猫が大好き。(猫アレルギー)

でもマリは一向に懐きません。


祖父は何とか私に懐くように色々工夫をしてたけど、私に食事の用意をさせたりとか


そんなある日のこと、私がマリを撫でようとしたところマリは私の手を勢いよく噛みついたではないか。

もちろん私は大泣きですよ。痛いからね。

歯形もついたよ。


そしたらおじいがまさかのマリを蹴飛ばして外に出しちゃったのよ。

いや、孫の為とは言えやりすぎですよ。おじいさま。

その後雨戸まで閉めて家に入れないようにしてました。

だからやりすぎだって。

私のケガはたいしたことはなかったよ。

でも未だに傷は残ってるのよね(結構深かった)


そんな、マリもおじいさまも今では天国です。

だけど祖母のお葬式の時におじいさまははっきり言ったのよね。

祖母はうちの飼い猫「たま」と天国で仲良く暮らしてますって。


たま!!


私と両親は固まったよね。


たま…いやマリ。祖父母と仲良くやってるかな…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る