第10話 フラフープ4日目
くるくるくる、わしっ!
日をまたぐとフラフープ能力は退化しがちです。やり始めは調子が悪く、前日7~8回ほど回せていたのが2~3回になっていたりします。
それでも「わしっ」と掴む能力はキープしておりました。ここが大事です。床まで落っことしてしまうと拾う労力と時間がばかにならないのです。
「俺にもできると思うのです。」
フラフープに励むわたしを横目に、旦那さんがのたまいました。届いた日だったか翌日だったか、やってはみたもののできていなかったのに~
でも、人がやっていると、やってみたくなるのよね?
彼にフラフープを渡すと、ぐるぐるぐる・・・あれ?回せてる?
ぐるぐるぐるぐる・・・なぜか私より長く、それらしく回しています。
「できたできた~♪」
とご満悦。マイちゃんどころじゃないドヤ状態です。くつじょく的・・・
イメトレの特訓でもしていたんでしょうか?
「厚着しているとダメだよね。」
先日は厚着だったからやりにくく、今回は着ていたフリースを脱いだのでうまくできたとのことでした。
そこに気付くとは・・・たしかに、服を着てのフラフープはやりにくいのです。私もいつも服を脱ぎ捨て取り組んでおります。夏の下着生活は毎度のことですが、フラフープをマスターするため冬も下着生活を敢行中です。
マイちゃんはすでにフラフープに飽きたのか、もうやらなくなっておりました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます