であい
朝、おはようの声で目が覚める。
目が開いて視界に入るのは知らない壁の色。知らない髪の色。知らないパジャマ。知らない男の子。
少し寒くて身をよじろうとしたけど目に映る知らない世界に恐怖を覚えた。
ここはどこなのか。
あぁ、でも、さむくてねむくなってきた。
もう一度目を閉じるとさっきよりも大きな声でおはようの声が響く。
『はやくおきて、じゅんびしましょう』
この男の子。
なんで敬語を使うのかわからなかった。
歳も同じくらいだし見た目からしてやんちゃな子なのに。
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