第469話 朝から頑張ります! (2)
「もう~、マジで眠たいんだって~、絵美~。頼むからもう少しで良いから~、寝かせてくれよ~。頼むから~」
しかし、この俺様はこの通りだ!
本当に眠くて仕方がない!
だから俺はまたミノムシみたいにモゾモゾと掛け布団の中へと戻っていく。
「和也~~~! 本当にいい加減にしなさい! 起きなさい~~~!」
やはりこの通りの有様……。
絵美の奴は俺へと怒声を吐きつつミノムシの皮……。掛け布団を剥ぎ、俺に起きろと荒々しく告げ。
そのまま俺へと倒れ込み、ボディーブローを決行してきた。
「うほ~! うげぇ~」
だから俺の口から奇声が漏れ。
「ゴホン、ゴホン、ゴホゴホ……」
俺は胸やお腹を圧迫されたから咳き込み。
「絵美……。お前な~、苦しいだろうか~」と不満を漏らすのだが。
「和也が悪い……。起きないからでしょう……」
絵美は俺へとダイブした状態のままで不満を言い返してきた。
「早くパジャマを脱ぎなさい」とも、あいつは告げてきた。
そして俺の着衣をしているパジャマを脱がし始めたから、絵美の奴に隙が生じる。
「絵美~~~!」
だから俺は絵美へと今迄の仕返しだ。
高校三年生の始業式の日から俺の生活は急変! 厄災と幸福が交互に訪れる刺激的な日々へと変わって行く かず斉入道 @kyukon
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