数秘術の世界

第98話 Personal Day Number パーソナル・デイ・ナンバーとは

　その年その月のその日における個人の運を導き出すには、Personal Day Numberを見ます。

　出し方は「Personal Month Number + 占いたい月」を一桁に還元します。

　これだとわかりにくいかもしれませんね。

　「占いたい西暦年月日」＋「生まれ月日」を一桁に還元します。

　では「２０２２年１月３０日」を占ってみましょう。

　村上春樹氏の２０２２年のパーソナル・イヤー・ナンバーを算出してみます。

　１９４９年１月１２日生まれなので、

　村上春樹氏の２０２２年のパーソナル・イヤー・ナンバーは「１」となります。

　そこに占いたい月を足します。「１月」を見てみたいので「１」とすれば、パーソナル・マンス・ナンバーは「２」です。

　ここに、占いたい日である「３０」を足して一桁に還元します。

　「２　＋　３＋０　＝　５」でパーソナル・デイ・ナンバーは「５」となります。

　又吉直樹氏は１９８０年６月２日生まれ。

　２０１５年１月７日に『火花』を『文學界』に発表。同５月１４日に三島由紀夫賞に落選し、同７月１６日に芥川龍之介賞を受賞しています。

　そんな又吉直樹氏の２０１５年とはどんな年だったのか。

　まずは占いたい「２０１５」年で、彼の生まれ月日「６月２日」を一桁に還元します。

　パーソナル・イヤー・ナンバーは「７」です。

　そこに占いたい月を足します。『文學界』に掲載された１月を足せば「８」、三島由紀夫賞に落選した５月を足せば「７＋５　＝　１２　⇒　１＋２＝３」で「３」、芥川龍之介賞を受賞した７月は「５」となります。

　さらに１月７日を見たいので「８　＋　７　＝　１５　⇒　１＋５＝６」で

　２０１５年１月７日のパーソナル・デイ・ナンバーは「６」です。

　２０１５年５月１４日のパーソナル・デイ・ナンバーは「３　＋　１＋４　＝　８」です。

　２０１５年７月１６日のパーソナル・デイ・ナンバーは「５　＋　１＋６　＝　１２　⇒　１＋２＝３」で「３」になります。

　「６」は人を心地良くしたい日です。

　「８」はプロ意識を持ち欲張っていきたい日です。謙虚だと運を逃してしまいます。

　そして「５」は守りに入らず果敢にチャレンジすると幸運が舞い込む日です。

　つまり『火花』が発表された日は「多くの人に読んでもらいたい」だけだったのが、三島由紀夫賞にノミネートされても謙虚さがゆえに取り逃す。そして芥川龍之介賞へ果敢にチャレンジしていったら受賞という幸運が舞い降りた、と解釈できるわけです。

　まあ占いなんて、後付けで説明がつくようになっているので、これからを見るより、過去がどうだったかを振り返るにはよいツールです。