Life Path Number　ライフ・パス・ナンバー６

　思いやりと愛情にあふれ、奉仕精神に満ちて献身的、温かい包容力があります。

　いわゆる好感度が高い人なので、さわやかで清楚な印象を与えます。人当たりもよく面倒見もいいのですが、人に対してやや高飛車な態度をとってしまうこともあります。

　いつも気を遣ってなにかをしてあげる側、支える側に立ちます。自分が年上だったり経験があったりすれば、教えたり伝えたり、育成する側になります。教え導く力と思いやりのある教育心を持ち、個々の力を引き出す能力があります。悩みを聞いて一緒に解決へと向かったり、ひとりでできるようになるまでサポートしたりすることもあります。

　まず他の人を優先に考える傾向があります。困っていることはないかつねに目を配り、手を差し伸べようとします。家庭や職場などでも世話役になります。誰かの役に立つことに幸せを感じます。責任感が強く最後まで面倒を見ます。幼い頃から弟や妹の相手をしたり、勉強を教えるなど、面倒をよく見ます。大人になってからは、自分の家族に尽くし、年老いた両親の面倒をよく見ることも多いでしょう。集団では、みんなが団結できるように尽力するはず。

　頼まれるとなかなか嫌とは言えず、重責でも引き受けてしまう。責任感が強いため、気が乗らないことでも、最後まで面倒を見ます。

　できるだけ多くの意見を聞きたい、公平に受け入れたい。正義感が強いため、不正を許せません。時間にルーズな人や、ギャンブル気質の人とは意気投合できないでしょう。

　相手がこうして欲しいだろうな、助けが必要だなと感じると、すぐに手を貸してしまいます。もしかしたらひとりで解決できたはずの問題も己の手柄にしてしまうこともありそうです。あえて手を貸さずに見守ることも愛情です。

　関係が深くなってくると、配慮という域を超え、心配しすぎたり、恩を売りすぎて相手の負担になってしまうことも。また、感謝の言葉を期待しがちです。

　友達付き合いにおいては忠実で信頼するに足るでしょう。もしなにか秘密を打ち明けられてもそれを守ります。信頼を裏切るのはネガティブな面が出ているだけです。しかし、信頼を裏切ったことをひどく後悔もするのです。そして相手が許すまで謝り続け、許してもらえない場合は、一生、負い目を感じます。

　自分ばかり苦しんでいると思い込むと、突然、その関係を断ち切ってしまいます。そしてなにがいけなかったのかと、相手に不審を抱かせたまま去ります。行動が先になってしまい、言葉が足りないのです。状況が悪化する前に、つねにオープンなコミュニケーションを心がけましょう。突然の怒りは相手にとって晴天の霹靂で、人間関係を壊します。自分の不機嫌や不幸せを周囲に撒き散らします。

　美意識が強く、整然とした美しさを好みます。清潔感のない雑然とした状況はとても気になってイライラします。

■仕事・適職

　きめ細やかな視点で他者を優先して気遣い、全員を最善の方向に導きます。

　リーダーではないですが、状況を丁寧に把握してベストな道を模索できるので、有能な指導役として重宝されます。

　また、愛情深く責任感も強いので、育てたり継承したりする中間管理職の仕事に向いています。新人や部下の教育指導などでは、心に寄り添い、できない点や不安な要素を取り除きながら的確にアドバイスするでしょう。また、伝統を受け継ぐような業界では、師範となって弟子たちを立派な後継者へ導けそうです。

　適職はインテリア・デザイナー、不動産関係、ガイダンス・カウンセラー、学生指導、など。またメイキャップ・アーティストなども。医師、看護師、介護・福祉関係、教師、講師、保育士、公務員など多くの人の役に立つ職業が向いています。また栄養士や調理師など食に関する仕事も。助産師、ペットのトリマーやブリーダーも。

　クリエイティブな才能があり、成功する確率も高いでしょう。モデルや俳優、作曲家、ミュージシャン、歌手、芸術、美術、デザイナー、フラワー、香り、ファッション、インテリアなどのコーディネーターやプロデューサーなども多くいます。

■恋愛・結婚

　「なにかしてあげたい」「守ってあげたい」気持ちが強く、献身的に尽くす恋愛をするでしょう。相手を喜ばせようと必死な姿は健気といえます。ときに自身の感情にふたをして、相手ばかりを優先する恋愛を続けてしまいます。それが愛だと当人は思っているのですが、相手には「重い」と思われて敬遠されてしまうことがあるかもしれません。行きすぎた行動は、どちらにとっても幸せな結果を生まないこともあります。

　とくに子供のいない女性が少年ぽい男性に惹かれるのは自然なことてす。一方男性は、思春期の悩める乙女のような女性に惹かれます。

　恋愛より結婚のほうが向いています。家族をたいせつにし、家庭を育むことが生きがいだからです。ただし、過保護や過干渉にならないよう注意しましょう。

　結婚後は、家族の精神面や健康面をじゅうぶんに配慮し、一家団欒を大切にするよき夫・妻・親になるべく努力を続けるでしょう。

■金運

　バランス感覚に優れているため、使いすぎて一文無しになったり、吝嗇（りんしょく）家になったりというような極端な傾向はありません。人のためにお金を使うことを厭わないので、結果、信頼関係が増したり、縁が深まったりして、プラスになって返ってくることも。

　貯蓄も着実に増やしていきます。安定を重視するので、ハイリスクハイリターンの投資やギャンブルなどで大きく稼ごうという気はあまりありません。利益は少なくても元本割れしないような商品を選び、無理なくお金を貯めていきます。大金をつかむことはあまりないかもしれませんが、平均レベルの安泰した生活を送るでしょう。

■健康運

　人間関係が順調にいっているときは、病気とは縁遠い生活を送れます。しかし、人間関係がうまくいかず、心配性な面が強くなると、ストレスがたまり、胃痛を起こしたり過食に走ったりすることがあります。普段からバランスのとれた食事と適度な運動を心がけ、万一のときに悪化しないよう努めましょう。

　また、完璧主義の面もあるため、人を指導する立場に立っている場合など、相手にも自分にも過度な期待をして、見合った結果が出ないと勝手にイライラを募らせてしまうことも。そんなときは高血圧や心臓病、血流悪化による婦人科系の病気などを引き起こしやすいので、注意が必要です。

　行き詰まりを感じたら、気分転換に別のグループの仲間と飲みに出かけたり、旅行したりなどでストレスを発散するとよいでしょう。