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    鎮圧への応援コメント

    こちらの作品集も拝読しました。
    モル、グルクにもこのような経緯で、先立たれてしまうのですね……当時では仕方がないとしても、疫病に対する無念さが思われます。

    ……キリスト教徒の戒律的には、同性愛にも厳しかったでしょうし、仮にグルクが愚痴って(?)いたように、モルの胸にずっと上官の姿があったのなら……モルとグルクも「ひとりの友の友となる」「心を分かち合う魂がある」に該当できず、人の輪を追われてしまったかも知れませんね。
    本人的にはストレートなつもりのフランソワと、ついでにアシュラも、渋い顔をしそうです(笑)

    作者からの返信

    こちらまでお読み頂き、ありがとうございます。一部、本編と重なっている内容もあって、申し訳なかったです。

    ペストとは……。歴史の資料からはなかなか読み取れないのですが、当時、こうした個人レベルでの悲劇は、あちこちであったのでしょうね……。

    「画家の手紙」は、私が一番書きたかった短編です。後書きに書いた事実を知った瞬間、腐的思考が完全暴走してしまって。プロケシュが、モルは殿下に「本物の愛情を抱いていた」と言ったのが完璧に裏付けられた気がしましたので、プロケシュが共犯です。

    グルクはいいとして、モルが「魔王」の仲間に加わるのは、殿下が(そしておっしゃる通りアシュラも)断固拒否しそうな気がします。そうです。ナポレオンの息子は、あくまで女性大好きでなければならないのです ! ……でもまあ、結婚はしなかったけれど、モルは蓄財をして郷土の名士となり、甥や姪に囲まれて幸せな老後を送ったようですし、グルクの方は、恋敵(ともう言ってしまいます)の仲間なんてまっぴらかも。

    ライヒシュタット公が発端ではまり込んだ歴史の中で書いたお話です。あまりいい出来ではないかもしれませんが、いずれも愛着あるお話です。お読み頂けて、とても嬉しいです。心から感謝です。ありがとうございます!!