どうやら俺は魔王になったようです。クラスのみんなは勇者になっているだと!?
華ノ木
序章 魔王の誕生
第1話 決断
ピピピピ、ピピピピ、ピピッ、、、カチッ
「う〜ん、もう朝かよ。はぁ、学校めんどくせぇなぁ」
高校に入って2ヶ月、七葉春斗(なのはしゅんと)は学校へ行くのがめんどくさく、思わず口に出してしまった。
「別に高校に興味はないけどさすがにそのまま就職するってのもなぁ。とっとと準備して学校に行くかぁ」
こうして今日も学校へ行くのだった。
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「おはよう〜!」
「おはよ〜!」
「おっは〜!」
クラスの仲のいい女子達が挨拶をしているのを感じながら春斗は机に突っ伏していた。
……あ〜眠てえなぁ、やっぱり深夜にゲームをするんじゃなかった。
何十度目かの同じ後悔をしながら春斗は目を閉じ、眠りにつこうとしていた。ようやく眠りにつけそうな頃、
「……くん、春斗くん!おはよう!」
「…ん、なんだ?日下さんか。」
「なんだ?じゃないよ!おはよう!春斗くん!ほら早く早く!」
「わかった、わかったよ。…おはよ、日下さん」
「うん、おはよ!ところでさ、今日の宿題はちゃんとやったの?あんまり提出物溜め込むと後で大変な目にあっちゃうよ?」
「大丈夫大丈夫、宿題はちゃんとやってるから」
「そう?ならよし!」
「なにがよしなんだよ…」
彼女は日下夏美(くさかなつみ) 学級委員長であり、誰にでもやさしく、誰とも話せる、クラスの人気者だ。
「夏美ー!ちょっとたすけてー!ここ分かんなーい!」
「はいはい、わかったよー!ちょっと待ってねー!…ごめんね春斗くん、また後で」
…全く学級委員長だからってここまで絡みに来なくてもいいのにな
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キーンコーンカーンコーン
「やっと終わったー」
「ばいばーい」
「またねー」
「夏美もまた明日ー」
「うん!また明日ねー。ばいばーい!」
よし、やっと学校も終わったことだし家に帰ってゲームで、、、、、も、、、?
「あれ?なんでみんな止まってるんだ?」
どういうことだ?なんで風も、車の音も、さっきまで聞こえてた声もなんで聞こえないんだ?というかここはどこだ?教室なのか?何が起きている?落ち着け、落ち着いて深呼吸を。………ふぅ、?謎が多すぎる。
……………ピコン
ん?なんだこの音は?
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Qあなたはどちらを選びますか?
▷▶︎勇者
▷▶︎魔王
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なんだこれ?どういうことだ?勇者?魔王?
ゲームのしすぎで幻覚でも見ているのだろうか?
……でも、魔王か、ちょっと気になるなぁ
…………ピコン
魔王を選択しました。あなたは魔王の一員となりました。これからのご武運を祈っています。
あ、ちょっと、まって、嘘だろ!?!?
こうして平凡な日常が消え去った
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お読み下さりありがとうございます!気に入って星をつけてくれたら喜んで泣きます。
初投稿です!稚拙な文章ですが、できる限り頑張りますので応援よろしくお願いしますm(_ _)m
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