第4話「新入生歓迎会・前編」




 《ワーオ!!今のハイキックかっこ良かったぞ!!ムーブの構成もほぼ基礎なのに質が高くて上手い!!》


 で、今まさにロックダンサーの2人組のユニットが踊っている最中だ。

 その様子をダンス部部長の向井堂先輩がMC役を買って出てるようだ。


 たまにムーブの解説を入れては技の魅力や特徴を説明している。

 全く、新入生部員の勧誘にガチで気合入れてるようだな。


 1度カーテンの奥を覗いてみたら、新入生たちが体育館の後方でギッシリと詰まっている。

 2人のロックダンスを見て「フォー!」とか「フー!」などの歓声も結構聞こえて来るのだ。


「......プレッシャーが凄いな......」


 新入生達でこのプチショーケースを楽しんでいる子が多いのか、観客の態度がとても好ましいな。

 ちなみにとはダンス用語で、決められた振り付けを披露するステージショーのことだ。


 その要素までが余計に俺たちに圧迫感プレッシャーを与えていくのだ。

 あんな大勢の注目に晒されながら踊るなんて、俺は初めてだぞ……。


「……やべえ、本気で緊張してきたぞ俺!!」

「……俺も緊張で手が震えてきたかも……。でもワクワクしてきたぞ!」


 俺も含め皆が体育館のステージ上のカーテンの裏で待機してるが、

 カーテンの奥から漂ってくるが心臓の心拍数を上げてきて止まないのだ。


「アハハ何それ可愛い過ぎるでしょハルっち。けど私もヤバイ程そわそわしてきたかんね!」

「ウチも緊張で心臓が口から飛び出そうだわ……。ドキドキが止まらないんだけど!」

「ふふふっ。私も応援してるから、皆頑張ってきてね!」


 全部活の中でダンス部の各ジャンルの中でも最後に踊ることになった、

 俺、セシル、ユウカ、リオにクルミまで舞台裏からもう既に体を緊張感に支配されていた。


 体育館のスピーカーを通して腹の奥底まで振動してくる音楽とカーテンの向こうの状況を想像して、

 心臓の音もバクバクとうるさくなって行く一方だ。


 こればかりはどれだけバトルイベントに出ようが、抵抗することができないのだ。

「やっぱり今から逃げ出して帰りたい」という頭の一声をスルーして改めて確認する。


「……よ、よし皆!これから最高にぶちカマして行こうぜ!!」

「うおおおお!もちろん、やってやろうぜ!!」

「ウチも全力出していくからね!!」

「砂っちも本気で行くかんね!!」


 声に出すことによって少しでも、緊張感を高揚感で塗り替えていく。

 クルミにも声をかけるとニッコリと微笑んでくれた。


「クルミ、音源の方を頼んだぞ」

「はい、任されました」


 クルミには音源を体育館のスピーカーから流す役割を与えていたのだ。

 するとカーテンの奥から拍手喝采と共に、向井堂部長が宣言する。


《以上、ロックダンスでした。見てくれて有難う御座いました!……さて次はいよいよブレイクダンスだ!!》


 ロックダンスを踊っていた2人がはけて行った。俺達に順番が回ってきたようだな。

 俺は手の甲を目の前に突き出して気合を入れ直す。


「……おし皆!そろそろ準備は良いか!?」

「燃えてきたぞおおおおおお!!」

「新入生達のハートはこの砂っちがしっかり掴んでくるからね!!」

「本当に楽しみになってきたわ!!」

「皆ファイトっ!」


 セシル、ユウカ、リオ、クルミもそれぞれ手の甲を上から重ねてくる。

 俺は声を張り上げた。


「さあ、俺たちの!!!」

「「「「「オオオオオオオオオオ」」」」」


 俺たちは重ねた手を天井に振り上げた。

 よし、俺もソロパートで無双してやるぞ。


 ブレイクダンスの何たるかを知らない人たちのために、

 俺たちの最高にカッコ良い踊りを存分に見せつけてやろう。




 --




 《さあいよいよ本日のフィナーレだぜ!!藤本高校のブレイクダンサーたちのお出ましだ!!物凄い踊りで会場を沸かせてくれよ〜!?》


 俺、セシル、リオ、ユウカは音楽が流れると同時にカーテンから出てくるとステージを降りて、体育館の床に降りた。

 ……あそこは床がデコボコしていてマジで踊れないからなぁ。


 ちなみに俺たちの衣装は部活Tシャツの下に長袖シャツ、長ズボン、

 ダンスシューズにセシルがニット帽を被ってる意外は皆頭に帽子を被ってる。


 向井堂部長って普段は温厚な性格なのにMCになったときに限って、

 謎にテンション上がるのがいつ見ても可笑しいから、自然と笑顔にさせられてしまう。


 俺たちは左からセシル、リオ、俺、ユウカの順に並んでだいたい体育館前半の中央までスキップすると、

 振り付け通りに先ずは立った状態で腕を広げた。


 2秒後に右手で顔を覆い隠す典型的な厨二病ポーズを取ると、床に右手をつけて、背中を丸めてしゃがんだ。

 そして連続的なタンバリンの音が響くと同時に、セシルから順番にスピンしながら立ち上がっていく。


《うおおおカッコイイぞ!!》


 始まったばかりでまだ特に何もしてないのに笑わせんなよ、唇が横に引っ張られるのが抑えられないだろうが。

 そう思いながらも、俺たちは1度ジャンプすると左右に2回ずつを踏んだ。


 このステップは合間に微量のジャンプを入れながら、足を出しながら手を振っていく。

 コツは真横じゃなく、出した足に合わせて斜めに降ることでカッコ良く見せるのだ。

 ジャンプ中は腕をクロスさせて、足を出すと同時に広げていく。


 今度は左右2回ずつ。このステップは両手と右足を同時に出すと、

 両手と右足を引っ込めて、左足を横に出すと同時に両腕を斜めに広げていくのだ。

 それを右サイドでもやっていく。


「カッコいい……!」


 3と4回目には回転も入れるから、右足を後ろから左へ持っていくと、

 左足でその奥を踏んで両腕を伸ばす。それを反対側にもやっていくのだ。


 次に両手両足を溜めるイメージで引き寄せると、右斜め横に足を突き出す。

 このときに右腕でして、左にエルボーを流していく。


《ワーオ物騒だな!観客を挑発していくぅ〜!》

「「ぷふっ」」


 だからそういうのやめなさいって、横でリオもちょっと吹き出しただろうが。


 苦笑しながら右足を左足の前で交差させて両腕を前に突き出すと、

 両腕を後ろに振ってから、足を交差させたまま下ろして床に手をつけるステップをしていく。


 今度は溜めてから全身を右斜め横にバッと広げて足も大きく踏み出す!

 そして右足を床を踏みしめて戻しながら、

 大袈裟に広げた腕で弧を描くようにして頭上に持っていくと下ろす。


《トップロックからカッコいいぞコイツら〜!!》


 今度は左右にだ。

 先ずは右サイドでするために、俺たちは軽く右足を空中に突き出した。

 それから突き出した右足を下げると同時に、左足を先程と同じように軽く空中に出す。


 そして身体を右に向けながら、浮かせた左足を床に踏みつける。

 このとき左腕を横に広げて、右腕を胸の前に置くようにするのだ。


 反対方向も同じようにステップを踏んだ。

 ステップを繋げて左右交互に踏みたいときは、

 落とした足をまた軽く浮かせたらやり易いのがポイントだ。


 右側にインディアンステップもすると、一瞬足を交差させたまま止まって、

 後ろに振り向いてからパッとフリーズを挟む。


「フォー!」


 両足を開脚させたこの片手フリーズで、伸ばした足をシルエットを整えたからか、

 新入生達の何人かがもうすでに興奮を見せ始めたようだ。


 フリーズを解除したと同時に俺とユウカが、素早く後ろに滑って待機すると同時に、

 セシルとリオが前進してから大きく右に一歩踏んで、その場でした。


 その場で右足を宙に軽く突き出しては置いて、左も同様にする簡単なやつだ。

 左右やると、右にサルサロックして頭に手を置きながら、右足をお腹に寄せて靴の側面に手を置いてポージング!


 最後にポップコーンステップに前進後退を混ぜながら2周すると、

 俺とユウカが動き出す!

 前の2人が下がりながら、俺たちは斜めにサルサロックをしながら前進していく。


『ダンダンダンダンダン、ダンっ!』


 体育館に振動するドラム音に合わせてスピンを挟んでから、

 大きく跳ねると同時に

 フットワークの基本体勢にドロップして右手を頭に置く。


《いいね良いね〜!》


 先ずセシルとリオがフットワークのキックアウトを披露していく。

 正面に左足を伸ばしたら、すぐに右足を斜め前に出して軽く蹴り上げる。


 それを左右すると、今度は両足を真っ直ぐ斜め前に伸ばして床に

 最後に軸手を変えながら両足を開脚させたキックアウトをすると、俺とユウカが前進する。


 セシルとリオが後退して俺とユウカも左右にキックアウトしていく。

 次に左に両膝を床につけながら回ると、左足の上に右足を引っ掛けて一瞬だけポージング。


《一瞬だけ見せるフリーズも気を抜かずにカッコ良く見せていくぅ〜!》


 右も同様にやると左右で開脚キックアウトしてから、

 6歩のに持っていくように6歩すると両足を引き寄せながら立ち上がった。


 セシルとリオも立つと音楽に沿うようにして、

 4人でゆっくりと右手を地面に向かわせて、足も筋トレで言う姿でしゃがんでいく。


《スローモーションでエモい雰囲気を演出していくぅ〜!》

「ぷくっく」


 ったくよ……。ユウカが笑いを噛み殺そうとする。

 おいすぐにチェアーやるからそのツボどうにかしろよ!?


 次に左足で大きく弧を描くようにして前で回すと、左足を右後ろにゆっくり振ってチェアー。

 数秒その姿勢を保持すると、小刻みなドラムの音に合わせてして、

 立ち上がって手を大きく広げてポージングを決めた。


『……よし行くぞ、セシル!』


 ズールースピンとは体を反転させてクルクル回るフットワークのことで、

 俺たちは左足を伸ばした状態で、左に回転して立ち上がったというわけだ。


《拍手っ……じゃない!まだまだ続けていくようだぜ!?》


 ハッ、当たり前だろうが……今までのは余興に過ぎないんだよ。

 本命の見せ場はまだ始まってすらいないんだぜ?と思ってると口がニヤけてしまった。


 2人が後方に下がると同時に、俺とセシルはしてから、跳ねる片手倒立ワンハンドラビットでステップを踏んでいく。


 うわ……皆の方を向いてるせいで俺のにやけ顔がモロに見られてるのがめっちゃ恥ずかしいぞ……。


《片方が邪悪な笑みを浮かべてるぞぉ〜?》


「アハハハハ」


 突っ込むんじゃねえ。余計やめられなくなるだろうが、

 後ろでリオとユウカに新入生達も何人か笑ってるし。


 ニヤけながらも2人で小刻みな音楽に合わせて、

 ピョンピョン跳ねながら開脚、前後、左右に足を伸ばし畳んだりしていく。


 だいたいスリーエイトのカウントでラビット続けると、最後にのフリーズで決めた。

 伸ばされた両手から肘、三点倒立の順からアローへ持っていくと崩れて失敗する確率を下げられるのがコツだ。


「ヒャー!!」


 頭が両手よりも前に突き出した状態のこのフリーズは、足をラウンジの姿勢だが膝を折るようにして組むと、

 シルエットが整って綺麗に映るのだ。セシルも上手く決めたようだな。


『1年生の女子達よ黄色い声援をありがとう!!』


「すげー!!」

《ウォオウ〜!!ここでエアートラックスに入っていくぅ〜!》

「キャー!!」


 そう思いながら俺はすぐに横にはけていくと、代わりにユウカが出てきた。

 お互いから広く距離を取ると、ツーステップを踏んでから勢いをつけてエアフレアをしていった。


 まあそうりゃこうなるだろうな……女子が当然かのようにパワームーブ出来てるんだからさ。

 俺も初めて見たときは絶句したものだったな。


『そうだ……そうやってユウカの努力の結晶をその心に刻みつけて、今後の励みに活かしていってくれ』


 何回か連発してから2人ともトーマスフレアに切り替えると、

 2人はエアフレアに戻していった。


『……ユウカもなかなかだが、セシルのやつ俺とラビットした直後だというのに全然へばってなくて流石だな……』


 すると2人がトーマスに切り替えたタイミングを狙ってリオも参戦してきて、

 ステップを踏んでから勢いをつけると、2お得意のウィンドミルを連発していく!


《アーウ!乙女が両足を大胆に広げて回ってるぞ!!ラッキースケベな新入生の男子諸君よ、この光景をその目に焼き付けておけい!!》


 こんな大勢の目の前でセクハラやめんかボケが!!

 ほらあんたのせいでリオがすぐにウィンドミル崩して、

 フットワークに入っちまっただろうがコンニャロめ......!


『うわ最低......マジでありえないんだけど!?』


 リオがウィンドミルを解除したところで、セシルとユウカもフリーズに入って後ろに下がってきた。

 ここからはリオのプチソロパートが始まるので、彼女に喝を入れていこう。


「リオがんばー!」

《スレッドから寝技に入っていくぞ!!》


 左手で右足を掴むことで輪っかを作り、そこに左足を通すとそのまま背中で床に寝転がって、

 左右に転がっては膝をついて反対の足で宙を蹴り始めたりもした。


 所謂、というやつだな。リオがキックアウトで起き上がると足を交互に下から入れたりしていき、

 また腕と足で輪っかを作っては体を引き寄せて、着けた状態でフリーズを決めた。


『よし......そろそろだな……』


 今度は丁寧な6歩と3歩を披露していく。シルエットを綺麗に見せてる分、

 リーチを短くしてるのか、足をちょこちょこ動かしてるようにも見えて可愛い印象だ。


 最後に6歩から大きな動作で、両足をガッチリ固定したチェアーを決める。

 よし......今だ!!俺はリオを褒めるハンドサインを出してから走った。


《ウァォオウ!!アクロバッティックで派手な登場だ!!》


 俺は助走をつけてリオのチェアーを飛び越えるをかました。

 リオが後ろに下がると同時に、俺もプチソロパートを始める。


「見せてやんな、ハルっち!」

「やったれ、ハルト!」


 仲間から喝を受けながら改めて思う。俺からはスタイル重視のダンサーとして、

 派手な動きで会場を沸かせるよりも、音楽性ミュージカリティダンスする楽しさをお届けしたいものだ....。


『……さあ、行こうか……』


 ここで音楽がアップビートなドラムンベースに切り替わったので、

 俺は先ず個性を強調させるために足のステップをあまり意識せず、腕だけで音程を取っていく。


《何だこの独特なトップロックの仕方は〜!》


 俺はフェードアウトするような音には溶け込むようにして、

 右腕を左から右へとゆっくり流していったり。


 ドラマの鼓動が刻まれる瞬間に両腕と足を少し広げたり、

 稀に入るタンバリンの音に合わせて、右手で小さく円を描くように

 終わったら上半身をその姿勢なまま進んでみたりと。


「……凄い……まさに天才って雰囲気が出てるよあの人……」


 そろそろステップも入れて行こうかと、フェードアウトするような音には膝を曲げながらくっつけて回したりして音楽とと、

 いよいよフットワークに突入して6歩からキックアウトへと移行した。


『……めっちゃシグネチャームーブ連発したいな……』


 けど後に取っておくと決めてるから、

 俺はそんな悪魔の誘惑を断ち切って、再び6歩をする。


『ダンっ』


 けど今回のそれは音源から定期的に流れるに合わせて、

 一瞬だけ足を手で持ちながら膝を床に、流れるように再び6歩を続けてキックアウトへ。


「ワー!」

「キャー!」

《ワーオ!!唐突な音ハメの破壊力が凄まじいぞ〜!》


 普通にやろうと思えば痛そうな動きに見えてしまうだろうが、

 俺は長ズボン下に衝撃吸収の効果を持つを装着してたので、全く平気だったし怪我の予防に抜かりない。

 再び仕切り直すために俺はまたトップロックへと移行した。


『……よし、そろそろあのセットムーブを見せて行こうか……』


 少しトップロックでと、俺はツーステップから勢いをつけて、

 急に立った状態から背中で地面へと回り始めた。


《おっとこれは……!バックスピンというやつか!?》

「凄え……まるでコマのようだ……」


 新入生達からは一瞬しか見えなかっただろうが、

 俺は地面に背中をついた状態で脚を開いて上に向け、腕を広げていたのだ。


 それを次の瞬間には折りたためるようにして、回転速度を上げていった。

 ……よし、練習通りにフェードアウトしていく音に沿えるようにして決めちゃいますか。


「うそ……まだ加速していくの?」


 身体全体がまるでベイブレイドかのように背中で回転し始めると、

 俺は下半身を上げるために一瞬、軸手を地面につけてことで、下半身を上空へと押し上げた。


 俺はスピードを緩めたヘッドスピンに切り替えてると、

 頭も浮かせた状態に

 チェアーの変形フリーズへと丁寧に繋げて見せたのだ。


「ちょっと……今のアレ何なの!?」

《ハ!?おいおい……何なんだよ今のバケモノじみたコンボの繋ぎ技は!?音楽にどハマりまでしてたぞ!》

「なんじゃありゃ……!マジでやべえ!!」


 ああ、そうだろう新入生達よ?

 何せこの1連のシグネチャー・セットムーブを習得して完成度を上げるのに、

 俺は何ヶ月もの時間を費やさざるを得なかったんだからな。


《なんだなんだ!?今から4人揃って何を始めるというんだ!?》


 俺がフリーズを解除して下がると、

 3人はもう立ち上がって大きな陣形を作っていたので、

 俺は空いていた自分用のスペースへと入っていった。


『……そうだ。今から始まるんだよ、俺たち4人の全力なソロパートがな』


 時間制限も振り付けも皆無……ここから先はもうで即興で踊っていくから、

 俺たちは順番にいつものように好き勝手踊りたいように踊っていくのだ。


 セシル、リオ、ユウカ、俺の順番に踊って皆で新入生達へ向けて、

 部活で普段からしているサイファーをやるような感覚で、

 カッコ良く……ダンスをしていくぞ。


「ヤアバア!!」

《ウァォオウ!!何じゃあ今のクレイジーな動きは!?》

「えっ!?こんな普通の床でそれするの!?」


【次回へと続く】

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