ゲイと既婚者とのビターな恋模様にドキドキしながら読み進めていきました。いけない関係、とだけでは言い切れない魅力があります。
噛み合わないことのもどかしさがありつつ、しかし、お互いこんな立場じゃなかったら、そもそも出会わなかったかもしれないという虚しさも抱きます。はっつーさんも「僕」も、悪い人だと断罪できない言動をしているので、余計にそう思います。
色んな形の恋愛があっていいと思っているのですが、そんな綺麗ごとだけを言えないのが生身の人間同士の関係なんだなぁと感じます。ギリギリのところを保てていたのは、存外、越えてはいけないラインを守れていたからというだけなのかもしれません。

最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

はっつーさん、きっつ。
既婚者で子供も居てそれは無い。