第8話絶望
「次の方ー。どうぞー。」
そんな落ち着いた声が緊張感を際立てた。
「はい。」と落ち着いている風に返事をして、席を立つ。胸の鼓動が収まらない。
「それでは、このブロックに触れて下さい。」
促されるままに触ると、ブロックが光を放ち……、
手のひらサイズの南京錠になった…。
「これ、どうやって使うんだろう…。」
「使い方の説明が、目の前にあるはずのウィンドウに書いてありますよ。」
親切にも教えてくれた。そして僕にとっての救世主とも言えるウィンドウを見上げてみると、
)zぱkdこwksこそsっksksこs (
)うぃすぉxmうぃkぃskskしあぱk(
と書いてある(?)
………。
文字化けしている………。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。