EX-Episode2
AIです。最近、マスターが
AIです。
AIです。
AIです。
などと、某ピン芸人のネタから入らせていただきましたが、私、マスターと共にフィクシアを散策(私的にはデートと思っております)をして思っている事がありました。
『マスター。この世界には娯楽がありません。何かこの世界に娯楽を提供してみてはいかがでしょうか?』
「娯楽ですか…Web小説やラノベなんかだと、オセロが一般的ですが、AIさんが求める娯楽を考えるとなるとそうではないのでしょう?」
『ご明察のとおりです。そこで私、AIの考えた娯楽をご説明させていただきます』
「伺いましょう。」
『ズバリ、娼か「はい、ストーップ!!」』
「AIさん、そう言うものは既に存在してます。」
『なんと!?では、改めて。風俗が「ストーップ、ストーップ!!」』
「AIさん、それさっき言いかけたものと一緒ですよ?ただ言い方を変えただけですよね?『大人の娯楽』を提供してどうするンですか?何故、ソッチ方面に行こうとするンですか!?」
『マスター、それは私を創った造物主たる創造神様を創った『
「ちょ、AIさん!?『ほざいた』なんて、そんなこと言っていいの?」
『神々は下界に干渉できませんので、何を言っても大丈夫です』
「ホントに大丈夫かな?会った事ないけど『大創造神』様、AIさんがスミマセン!!」m(_ _)m
実は私、一度だけ『
言ってはなんですが前髪の生え際が後退しておられましたし、お腹周りもかなり…
『ところで、マスターの考える『娯楽』とはどんなものでしょうか?』
「フッフッフッ、AIさんよくぞ聞いてくれました!!『ぼくのかんがえたさいこうのごらく』を教えてしんぜよう。」
マスター、どこからフリップを用意されたのですか?そんな大きなフリップがポケットから出てくるわけないじゃないですか。
「じゃじゃじゃん。『アインス達によるアイドル活動』です。」
なんと!?マスターは
異世界でアイドル…どうなるのかわかりませんが、もしかすると面白いことになりそうですね。
マスターがプロデューサーとなり、
マスターに「AIさんは、アインス達のマネージャーをお願いします。」と言われ紺色のビジネススーツと細めの黒縁眼鏡を渡されました。
これは『敏腕女マネージャーになれ』との事でしょうか?ならば、マスターの期待に250%答えなければなりませんね!!
しかし、
マスターの再三の説得により、しぶしぶミニスカメイド服にしたようです。
御披露目当日。
グループ名は『
キャッチコピーは『歌って踊って戦えるメイド』
司会者として舞台に立つマスター。
「皆様、本日はお忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございます。
今日は皆様に楽しい
それでは紹介致します。『歌って踊って戦えるメイド』『
マスターが紹介し、舞台下手に捌けると同時に
メンバーを代表してアインスが挨拶をしました。
「皆様、初めまして。
私や
そんなことを考えているうちに、一曲目のイントロが流れ出しました。
キレの良いダンスに観客から歓声が上がりました。
観客席最前列にバット様を含めた数名の冒険者の方々をお見受けしました。
何故かこの世界に存在するはずのないピンク色の
そんなこんなで御披露目は大成功しました。
そして、
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