第30話

特に今日する事はないので、明日に備えて眠るだけなのだが、一日一行でもこれからは書いて行くしかない現実がある。最近は残業続きで帰って来て炬燵で寝る事が多いので、かなりしんどい。だから休むの日には文字通り体を休める為に小説を書く気持ちがあまりなくなってしまったのだが、それではなかなか目標が達成できないという事実がある。どこかの国の強制的に20時間ぐらい働かせるというのを聞いた事があるが、それぐらいの気持ちでやらなければ達成できないというのは理解しているのだが、いかんせん自分の精神的なものを含めてもろもろ上手く出きればよいのだが。実際問題人間というのは生きるのは百年足らずぐらいなので、それは現時点で急に寿命が科学の進歩と共に伸びる場合もあるが、しかしそういうわけなので、現時点では人間は寿命がお世辞にも長いとは言えない。いや他の動物に比べては長いのかもしれないが、宇宙の寿命などと比べるとあまりに一瞬である。何かを学び、何かを残すには残したいのならば効率よくやる事も大事だという事が最近になって分かって来ているのだが、それを実行に移す事が果たして出来るのだろうか。自分の才能と言うのは自分であると思っていても客観的に見てないかもしれないが、ただそれでもないとしても自分が好きな事だったならば、悪い事を人に迷惑を掛けないのであれば思う存分やって悔いなく人生を終えたいと思う。人から才能を認められていたとして、自分もそれを好きだったとしてそれ以外で魅力的な事があったとして、そのそれ以外の事に自分のあまりないかもしれない才能に当てるのはたまになら息抜きとしてはあるのかもしれないが、それをずっとやるのは正直勿体ないと思うようになってきたこの頃である。才能があって好きな事じゃなくて、才能がなくて楽しい事に費やす時間というのは本当に自分の旬を捨てているようなものなのかもしれない。

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