第5話 とあるライブハウスに

 今日も二人は路上ライブをしていた。

 パンツ一丁のヒロタくんのケツドラムをアンリさんが叩く。

 いつものことである。

 そんな時に、とある男性が名刺を渡してくる。

 とあるライブハウスの関係者らしい。

 二人はその男性について行って、そのとあるライブハウスに招かれる。

 今はお客さんは居ない。ステージには、ギターを持つ男性や、鼻歌をする女性が。

 今から、ケツドラムを聞かせてほしいとライブハウス関係者は二人に言った。

 二人はステージに上がって、ヒロタくんはケツドラムを、アンリさんはそのケツを叩く。

 すっかりケツドラマーとしての腕を上げていたアンリさん。

 ギターも演奏が、ボーカルも。

 すると、お客さんの居ないライブハウスで、ケツドラムとの思いがけない音楽の融合が。

 ペシィンッ!

 演奏が終わって、ライブハウス関係者の男性が拍手をする。

 明日から、このライブハウスでケツドラムを叩くことになった二人。

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