スキとキライの境界線
キライ。
だけど、好き。
どうしてなんだろう。
あんなサイテーな奴。
でも、どこか憎めないところもあって。
ずっと、あこがれていた。
付き合おうと言ってくれたとき、すごく嬉しかった。
夢かとおもった。
ねぇ、あたしだけを見て。
あたしだけを好きでいて。
ワガママかもしれない。
でも……
あなたが誰にでも優しいのはわかってる。
そこがあなたのいいところだから。
でも、でもね。
さみしいの。
不安なの。
あたしには、あなただけ。
あなたさえいれば、他に何もいらない。
だから、あたしだけを見て。
おねがい。
ひとりに、しないで……
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