冬の夜空

冷たい夜空で

キラリと光る星は

どうしてこんなに

綺麗に輝く

手を伸ばせば

刃の月の先で

傷つけ

銀の涙を流しそうな


冷たい夜空に

ひゅーひゅーと吹く風は

どうしてこんなに

想いを流していく

星に聞いても

月に聞いても

答えは返らず

風の音がするだけ


冷たい夜空の

星と月は

なぜこんなに煌めくの

寒い夜空を

見上げてしまうのは

銀の涙が零れぬように

想いが落ちてしまわぬように

星と月が

導くから



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