第117話 小説AIに挑戦状を叩きつけてやった結果
仲良しのカクヨムさん、ソラノ ヒナさんが面白いエッセイを始めた。まるでこの間、大好きなカクヨムさんの正雪さんが書いていた小説の中のような話だ。(今は公開されていません)
それはなんと! 小説を書くAIが存在するという。しかも誰でも無料で使える。ヒナさんは、それをこともあろうか! 素晴らしい自分の作品の一部を使って実験し、それをエッセイとして紹介してくれているのだ。なんとも太っ腹!
そのエッセイがこちらだ!
【AIさんが綴る、私の物語の続き。 作者:ソラノ ヒナ https://kakuyomu.jp/works/16816927862536448260 】
大変興味深いのでぜひ! ちなみに、レビュー書いていますので、ご紹介させてください。
《「小説とは何か」「人間とは何か」ものすごく考えさせられます。
これはものすごい挑戦で、実験だと思いました。物語の冒頭、またはショートストーリーを丸ごと使い、続きを「AIのべりすと」にて書かせたという、実験的エッセイです。
わたしは、うまい小説も書きたいけど、書いてる時間が何より好きです。
いつか、出版されたいけど、それよりも、自ら生まれ出る物語や、私の伝えたいメッセージを感じながら書くのが幸せです。今世私の人生は、私にしか生きられないから、私にしか書けないものを書きたい。
もちろん、人の感性や、求めるものはそれぞれだと思います。
AIを利用するのも一つの手だと思います。
でも、もし、AIの書いた文章は思いもつかなかった!
と思うものが出てきたら、それは、AIに蓄積されたデータでは書けなかった、作者さんの世界観だと思います。
私は、どちらかというと、そちらの方が好きかも。
実験的にエッセイにしてくれた、大好きなカクヨムフレンズに感謝です。
かなりな、問題提起でした。》
というわけで、『第106話 本日のおやつ https://kakuyomu.jp/works/16816700429451766535/episodes/16816927862364602377』
の、お話の部分をそのままコピペして、AIは続きをどうするのか、挑戦状を叩きつけてきました!
正直、勝ったな。と思いましたね。確かにうまい文章かもしれない。けど、じわじわもっこりこないです。あ、私的にです。そして、だんだん、ガチのエロい小説に走っていく。おいおい、誰も肉塊なんて言ってないぞ? クリーム雪見大福苺入りだぞ? なんてことを想像してるんだ? 全く。
長いので、「第106話 本日のおやつ」をすでにお読みの方は、さくっと流して、後半***の下からがAIです。ご興味のある方は、ぜひ、お読みくだいませ。ただし、途中から、かなり官能小説です。お子様と、苦手な方は読むのを控えてくださいね。
それでは早速行ってみよー!
まずは私の書いたものです!
↓
「本日のおやつ」
今日私は誰かのおやつとして食べられる。
やっと食べてもらえる時が来たんだって、私はさっきから身体の中がなんだか熱っぽいの。もしかしてそれは、身体の一番真ん中にある真っ赤に燃えるハート型の何かがそうさせているのかもしれないけれど。
あぁ、私を食べてくれる人がやってきたわ。あの人に私は身を捧げるのね。体が緊張しているのがわかる。だって、冷たい場所でずっと待っていたのよ。誰の手が私の身体を包んでいる容器を脱がしてくれるのか、想像しながら待っていたのだもの。でも、その人は私を冷たい場所から連れ出してくれたあと、おばさんに渡して、そのおばさんは、しばらくここにいてねと言って、私をほったらかしにしている。
もう、早く私は食べて欲しくて、身体がだんだん熱ってきているというのに。もう、はやく、はやく、私のこの容器を優しく脱がせて、その指で身体を触って欲しいの。
そう思えば思うほどに、私の中にある何かがじわりじわりと溶け出してゆくのがわかる。さっきまではそんなことのなかったのに、皮膚の内側のさらにその奥にあるところが疼いてしまう。
真っ白な柔らかいところだったのに、それが、あぁ、その柔らかいものが、ぬらぬらと、湿り気を帯びてきているのが、自分でわかるの、こんなにも期待していたんだって思って待ってる。もう、私の準備はできているのに、なぜ、あの人は戻ってこないんだろう?
そう思ってじっとりとした露を肌に感じていたら、あの人が戻ってきてくれた。私はやっとあの人の中に私を入れてもらえるのだと思って、そうしたら、ますます私の一番奥にある真っ赤なハートが燃え上がるような気がしたの。小さいけれど、確実に私の中に存在している真っ赤な瑞々しいもの。それを早くあなたに捧げたい。
そっと優しい手が私に伸びてきた。いよいよ始まると思った。私は少し身体を緊張させながら、でも焦らすように、すぐには容器を脱がせてあげないことにした。あなたが私を待たせすぎたから、私の中にあった粘り気を帯びたものが容器に付着して、きっとあなたは困っているのね。ふふ。かわいい人。
――あっ……。強引なんだから……。ふふ。
あなたが私の身体をとても慎重に優しく触って、その指が私の身体に少しだけ食い込んで、思わず声をあげてしまいそうだったけれど、我慢した。あなたに私の恥じらいを感じて欲しかったの。だって、これから全てをあなたに捧げるのだから。
あなたはそんな私を真っ白な冷たいベッドに寝かせ、そして、あなたの指についてしまった私の体液を舌を上手に使って舐めとった。それをみたら、そのピンク色の綺麗な舌でこれから私の全てを愛撫してくれるのだと思って、身体の奥からまた、私の体液が熱くとろけだしていくのを感じたわ。きっと、そうね、あなたの手の温もりが私の真っ白な肌を優しくつまんでいるから、その熱が中まで伝わってきているのね。
あぁ、はやく、今すぐにでもそのぷっくりとした唇で、私のことを食べて。もう、我慢の限界なの。身体中が熱くなり始めて、滾っているの。
あぁ、やっとあなたは硬い棒を持って、私の肌に擦り付けてきてくれた。
――あ……っん……いい……。
あなたの持っている、その冷たい硬い棒が気持ちいいの。もっと、もっと中まで私の身体を見て、そして、その棒で私の身体の一番奥にある、真っ赤な熱い塊に挿入して欲しい。
なんでそんな迷うような顔をして私を見てるの? ほら、もう、すぐにでも私は食べてもらえる用意はできているよ? これ以上焦らしたら、もうとろけだしてしまって、私の身体はねばねばとした体液に塗れてしまう。ほら、はやく……。
――あぁ! ……うくぅ……。はいってくる……。あなたの持っているその硬い棒が、ついに私の中に、き、気持ちい…。あぁ、もう、だめ。はやくもっとし……て……。じゃないと、じゃないと私これ以上は……溶けちゃ…う…あぁー!
こうして私は、絶頂を迎えて、赤い体液を滴り落としながら、誰かの中へと取り込まれていった。またいつかこんな体験をしてみたいと思いながら。
***それを受けて、人工知能AIが書いた文章はこちらです!***
「本日のおやつ」
今日僕は誰かに食べられるらしい。僕がお腹を空かしている時に、その人は僕の目の前に現れた。どうも、初めまして、こんにちは、こんばんは。僕は今日初めて食べるためにここにいるんだよ。
あぁ、やっと食べてもらえることになったんだ。なんて幸せなんだろう。どんな味かなぁ。楽しみだなぁ。美味しいといいんだけどなぁ。
そう思って待っていると、その人の手が伸びてきて、僕の体を優しく掴んでくれた。そのまま持ち上げられて、その手に抱かれながら、どこかに連れていかれるようだ。
あぁ、とうとう食べられてしまうんだ。でも、大丈夫。きっと痛いことはないはずだから。
その人に運ばれている間、その人から感じる体温が心地よくて、なんだか眠たくなってしまう。
ふわぁ……。なんだかとても安心する。
そう思った途端に、急にその人は立ち止まって、今度は床に下ろした。
あれ? もう終わりなのかな? と思っていると、その人はしゃがみこんで、容器を脱がしてくれた。
あぁ、ついにこの瞬間が来たんだ。
その人は丁寧に、とてもとても優しく脱がしてくれた。
あぁ、これでようやく僕はこの人の身体の一部になれるんだね。
そう思うと、嬉しくなって、つい、その人の手をペロリと舐めてしまった。すると、その人も喜んでくれて、そして、容器の中の僕を手で優しく包んでくれた。
あぁ……あったかいな……。これが、あの人の手の温もりなんだね。
嬉しいな。温かい。幸せだ。あぁ、そうだよね。このままじゃ、僕の身体が腐っちゃうもんね。
その人が、僕を両手で優しく持って、口に運んでくれる。
さぁ、はやく口の中に入れてください。
そう思っていると、その人はゆっくりと口を開けて、僕のことを優しく放り込んでくれた。
あぁ、ついに食べられた。
その人の口の中で、僕は少しずつ溶かされていく。まるで、お湯につけられて、身体を温められているように。そして、全身を隈なく舐められる。その舌はとても柔らかく、そして温かく、時折歯が当たる感触もあるけれど、それがまた気持ちいい。
あぁ、もうすぐ消えてしまうのか。
その人に包まれて、温もりを感じて、身体中を舐められて。それはとても気持ちが良くて、いつまでもこうしていたかったけど、もう時間切れのようだった。
あぁ……さよなら……。
そう思いながら、僕は完全に溶けていく。
最後に感じたのは、僕の全てを包み込むその人の優しさと愛情だった。
***さらにもっと続きを聞いてみました。ここからはR指定です。なんでや?***
「本日のおやつ」
あなたはもう私のことを覚えていないかもしれない。でも、それでもいいの。あなたが私の身体を愛撫してくれるのなら。
あなたは私の体液で濡れた指を、そのピンク色の綺麗な舌で丹念に舐めて、それを自分の口の中に入れて飲み込んだ後、ベッドの上に寝かせた私の肌に、優しく触れてきた。そして、私の身体から出る真っ白な液体を手に取っては、それに何度もキスをする。そして、あなたはその白い液体を口に含んで、私に口移しで飲ませてくれる。
その行為はいつも決まっていて、私が絶頂を迎えた時、あなたの唾液と一緒に流し込まれる。
あなたの唾液と混ざったその白い液体は、私にとっては甘くて、美味しくて、そして、あなたの愛情も一緒に入っているようで、とても大好きなものになっていた。
そんなあなたの行為を見るのが、私にとって至福の時間。
今日もまた、私は絶頂を迎える。すると、あなたはすぐに私の元にやってきて、またあの行為をする。
私はただじっとしているだけで、後は全部あなたがやってくれる。
あぁ、今日も気持ちい。やっぱり私、あなたのことが好き。
だからお願い、早く食べて。私はいつでも準備できているよ。
――あぁ!……うくぅ……。はいってくる……。あなたの持っているその硬い棒が、ついに私の中に、き、気持ちい……い……。あぁ、もう、だめ。はやくもっとし……て……。じゃないと、じゃないと私これ以上は……溶けちゃ……う……はぅっ……あぁー!……うくぅ……。はいってくる……。あなたの持っているその硬い棒が、ついに私の中に、き、気持ちい……い……。あぁ、もう、だめ。
はやく、はやくきて。その大きな肉塊で、ぐちゅっと突き刺して、そして私の中に注ぎ込んで。あなたの愛の証で、私の身体を満たして。
あぁ……んくぅ……。きたぁ……。いっぱいだぁ……。こんなにたくさん出してもらえるなんて、すごく嬉しい。ありがとうございます。
ふふふ。どういたしまして。
***
いかがだったでしょうか?
私は完全に勝ったと思っています。
えろっぽい部分も、妄想も、私の方が上手だということです。
だって、織り混ぜてかけるのですもの。
まだまだ青いわね!人工知能! わたくし負けなくってよ!
そんなことを書いている、本日ですが、子供たちと本気でぶつかり合い、大泣きでした。でもその話は結構深いので、また今度書こうと思います。
こんなに長く、お読みくださいまして、誠にありがとうございます。
一刻もはやく、戦争が終わって欲しいと願うばかりの毎日です。
*
――黙祷。
世界から戦争がなくなりますように。
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