第1章 現実は、小説よりも怖かった
第1話 どうしょうもない転移
天界
そこで、ある高校生が
説明を受けていた。
用賀 用
最近、すーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーごく
忙しいかったけど、
やっと、学業に復帰できた
お嫁さんが出来た高校生である。
え?
高校生じゃない?
いや、そういうことにしないと
いろいろな人が困るのですよ!
で!なにの説明を
受けていたかと言うと
どうも、地球世界がこのままだと
パラレルワールドの地球世界と
衝突するらしいのだ!
だが、その問題の
パラレルワールドの地球は、
か・な・り!
やらかしてしまっていて
そのパラレルワールドの管理者は、
遺書を書いて昨日、腹を斬ったらしい!
今、重症で天界の病院で入院中だ!
何が問題か?
全く同じか、少し違うぐらいなら
重なって合体して、
そんなに変化なんて
起こらないのだが、
文明のレベルが違いすぎる!
パラレルワールドの地球は、
まだ中世の中期になった
ばかりだという!
しかも、魔法使い放題!
なぜそうなった?
実は、魔導文明を
無理矢理発達させ過ぎて
既に世界大戦が3回起きて
全て吹っ飛んだらしい。
用!
「で?
合体してしても、
重なる訳ないから
キャパシティーオーバー
(容量限界突破)
で、いきなり大量死か?
はぁ〜〜。で?
強制的分離措置をとっても
根性が、全く育って無い魂の奴とかは、
また別のやらかしパラレル地球に
転移してしまうのか!
救えね〜話だな〜。
もし、強制的合体したら
こちらの世界も世界大戦だって!
はぁ( ´Д`)=3
でオレを、呼んだのは?」
『お前が、高校生の巻き込まれ
勇者召喚者として
データーを取ってきてくれ。
助けたい奴とか、
有望な人がいればスカウトOK!
あと、嫁にしたい奴がいたら、
相談OKという訳で、
いってらっしゃ~い!』
ミカン
『先輩頑張ってね〜』
用!
「オイ!オレの意志は〜!」
□□
王冠を被った、
胡散臭いおっさん
「よくぞ来た!勇者達よ!
わしの名は、リーマンブラザー15世
この国王である!
お前達の仕事は、これから
我が国を支えて、迫りくる
脅威を虐殺して、
我が国だけを
生き残らせることである。」
用
「うわ〜、先入観持っては
いけないけど、
すっごく、ヤバそうな名前の
おっさんだな。
脅威を虐殺って…
はぁ、
(あれ?あの制服…
あの超難関大学合格者最多の
超有名私立高校の制服じゃないか!)」
某有名高校男子生徒A
「何を言い出すと思えば!!
私達を、こんな所に拉致するなんて!
拉致できるほどの
エネルギーがあるなら
他国を吹き飛ばせばいい!
なぜ、こんなことをした!」
用
「(やっぱり、言うことが違うな〜
うちの高校(自分含む)と、
全然違うぞ!)」
某有名高校男子生徒B
「だいたい、俺達に
槍を向けるほどの
その兵士達も武力があるのだろう?
なぜ、非力な俺達を、
わざわざ、世界が吹き飛ぶ位の
エネルギーを使って
異次元移動させた?
非効率だろう?
早く俺たちを元の世界に帰せ!」
近衛兵
「貴様ら、陛下に不敬であるぞ!」
某有名私立高校男子生徒C
「テメーは、俺たちみたいな
非力な者をこの世界が
潰れるリスクを負ってまで
召喚するほど
頼りにされていないのに
よく、そこまで胸が張れるな?」
用
「(俺が言いたいことを
言ってくれたのは楽なのだが、
やっぱり平均偏差値60オーバーの
高校生は、違うな〜!
度胸もあるぞ!」
某有名高校女子高生
「そうよ!他の世界の者に
頼るほど魔王とか
出現していないのでしょ?
なら、自分達で解決しなさいよ!」
用
「(うぅ、他の異世界のバカにも
この子たちの、
爪の垢を飲ませたいよ!)
ハァ、どうせ人殺しの道具に
するつもりだろう?」
リーマンブラザー15世
「うるさい!
この世界の神が
我らの偉大なる行動を、
するために用意した
ゴミ大量焼却魔法を
使用禁止にしたのだ!
あのゴミ共を、焼き尽くし
皆殺しにする
方法を開発したのに!
何が、文明の発展に
力を注がないと
破滅なんだ!
奴らをぶっ殺してから
国を発展するのが先だろうが!」
某有名高校男子生徒D
「そんな魔法を開発出来る
能力をなぜ?
文明発展とか、
文化発展に使わなかった?」
用
「(全くその通りなのだよな〜
地球魔導怪獣大戦前の旧地球でも、
小学校はスパコンで授業していても、
庶民や貴族以外は、
住む所は、掘っ立て小屋とか
竪穴式住居だったからな〜)
ぶっ殺してばっかりだから
文化が無いなんて、
言われたのだろう?」
リーマンブラザー15世
「クソがーーーーーーー!」
用
「図僕かよ〜( ´•ω• )」
リーマンブラザー15世
「コイツラを捕らえて
奴隷魔法をかけるんだー!」
某有名高校男子生徒A
「お断りですよ!」
その言葉と同時に、用は
ビックリさせられる光景をみせられる。
某有名私立高校生達5人が
黒いザバイバルナイフを持って
構えたのだ!
用
「(ハァ(゚Д゚)?え?鑑定!)」
某有名高校男子生徒A
名前 [個人情報なので自主規制]
某有名高校生徒会長
暗殺部所属
性別男
レベル5
︙
︙
スキル
短剣術 コマンドアーツ
初期暗殺術
キャンプ術
高速単純計算
未実在想定難問計算術
未実在想定難問物理計算術
化学反応高速暗記術
生物知識強制暗記術
日本国語読書分解解析理解
英国語文法極詳分解術
□□□□□□□□
用
「(ハァ?暗殺術?
コマンドアーツ?
短剣術?
マジか?
確かに、
軍隊式のサバイバルナイフの
構え方だよな!
難関大学に合格する秘訣は
暗殺術が出来ることだったのか!
やべーな、合わせないとな〜
あ?そうだ!
昨日読んでた週刊誌の
裏の通販の伸縮警棒か?
アレのそっくりさんを
錬金で作って〜。)
やれやれ┐(´д`)┌ヤレヤレ」
シャキン!
用も、即興で作った警棒で
構える。
某有名高校男子生徒A
「や、やれるようだね!
(え?全く隙が無いぞ!
俺達よりも強い!)」
某有名高校男子生徒B
「来たよ!」
近衛兵は、20人!
用は、
某有名高校男子生徒の3人が
まぁまぁ戦えると見ていた。
ただ、女子高生のスキルに
狂化というスキルが、
有るのが気になってはいた。
彼らは、集団戦法の訓練を
していたのか、
しばらく持ちそうなので
用が、他の15人を受け持つと
決めて行動する。
ガン!
キン!
キン!キン!
ガン!
ハー!
ドカッ!
やるじゃんあの女子校生!
用
「かーーつ!」
そして、用は天幕の影に隠れていた
魔導師達を気絶させずに
闘気を圧縮してぶつけ
金縛りによく似た状態にする。
まだ、次元のトンネルの口が開いている!
まだ間に合う!
用
「ハー!」
リーマンブラザー15世に掌底を
食らわして、意識を飛ばさず
心臓だけ止める。
そして、戦闘中の5人の近衛兵の
後ろから、回し蹴りを食らわせて
無力化していった。
某有名高校男子生徒C
「エ!マジか!」
用
「急ぐぞ!
こら、魔導師!!
お前たちが、次元に穴を開けたのだな!
まだ、穴は開いているな!
早く、俺たちを戻せ!
国王の状態を見ろ!
あと6分程度すれば心臓麻痺で
強制自然死だ!
お前達もここで死ぬか
それとも、元の世界に送り帰すか
今すぐ決めろ!
穴が塞がる前に…」
魔導師団長
「わかった!その魔法陣に乗ってくれ
殺さないでくれ!
送還の儀に入る!
フンダクラ〜
ペンペンペンボロ〜」
魔法陣が光りだす!
「ウ!!」
「ウぁ〜」
魔導師達が、魔力切れで
倒れていく。
6人送還には、明らかに
魔力が足りない!
某有名高校男子生徒A
「クソ!エネルギーが
たりなさそうだ!」
用
「俺の事は大丈夫だ!
構わず行け!
元の世界に戻ったら
警視庁の銭形警視監に
このことを言ってくれ!
それだけ、頼む!
異世界は初めてではない。
俺は、別の方法を探して
帰るから!」
ハッ( ゚д゚)!とした顔をする
女子高生が、魔法陣を飛び出す!
そうすると、魔法陣が光出して
重量オーバーだった
エレベーターが動き出すみたいに
光の、筒を作り出す。
女子高生
「父に言っておいて!
やっと見つけたって!」
そして、用の側につく。
事情を知ってるのだろう
他の男子高校生達は
頷いていた。
ピカーーーーーー!
なんとか、拉致された
用以外の4人は…
用
「(えーと(゜゜)AIさん〜?)」
AI
「ハイ!用様、専属サポート
亜神に昇格したAIで〜す!
今、東京の警察学校の運動場に
転移が無事に完了しました。
あと、その女の子は
この世界に母親が関係する
みたいですね。」
用
「(了解)
無事、届けたみたいだな。」
魔導師団長
「すっすごい!
召喚するときは、
こんなにスムーズに
行かなかった。
ガクッ」
魔導師達は気絶した。
魔力切れである
AI
「コイツラが作った、
拉致異次元トンネルは
今、爆破されました。」
用
「(わかった。あと出張の事を、
他のやつにも言っておいて〜)」
AI
「えーと(゜゜)
ミカン様が、怒られてます。
あと、他の世界に…」
用
「(なんとなくわかった…
さてと、まずはこの王様だよな〜)
ホイ!」
デコピンをリーマンブラザー15世に
当てて、心臓固定術を解く。
リーマンブラザー15世
「アワヮヮヮヮヮヮ、
うぐ、ハァハァハァ
貴様、どうする気だ!」
リーマンブラザー15世の
顔を見てそして、
城の広間の肖像画を見る。
どこかで見たような〜
あーーーーーー!
用の旧地球時代の
幼少期に住んでいた国の
バカ宰相の顔そっくり!
用
「なるほど、
お前のその考え方…
喋り方…
ブルーゲスの子孫か!」
リーマンブラザー15世
「ヒーーーーーーー!
なぜ!なぜ!
偉大なる我が先祖を知っている!」
女子高生も、ずっと用を見ている。
用
「前に、拉致された世界で
知ったことが多かったって
事だよ!
で?なぜ文化の発展に
その能力を注がなかった?」
リーマンブラザー15世
「ヒィヤーーーーーーー!
ガクッ!」
リーマンブラザー15世が口に
泡を吹いて状態で意識不明になった。
用
「隠れてないで、出てきたらどうだ!」
玉座の後ろから出てきたのは
女子高生にかなり似ている女性と、
その女性に似ている
男であった。
新たな、用の冒険が始まる。
□□□□□□□□□
注意
【某有名高校】は、実在する
高校及び教育機関ではありません。
この小説の中だけで存在する
学校であり、どこかの類似する
施設、教育機関をモデルにした
ものではありません。
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