第428話 ファンタジーとは?1

 


 ファンタジーの


 イヤ…ファンタジーに対する憧れが、


 崩壊した…


 用も、地獄探索の時に、


ぼやいていたこの言葉。



 まぁ、領主の娘が花も恥じらう


淑女ではなく、ヒャッハーだったし…



 空から、美少女ではなく


美少女だったらしい妖怪が降ってくるし…


 まぁ…なんとも言えないのですが…



 別方面のファンタジー幻想が、


壊れているのに憤慨する方がいました。



勇者(らしい)・杉谷です。


最近、ステータスプレートに


勇者かも? から、 勇者(らしい)に


ジョブチェンジしました。



そして、こいつのファンタジー幻想とは…


そう!勇者ハーレム!


道を歩く美女はすべてオレのモノ!


食べ物すべて貢がれて、当たり前!


贅沢して当たり前!


な、ダーク勇者幻想です。




あのね!勇者って、本当は命がけなんだよな!


魔王倒す?そのために召喚する?


だけどさ…その召喚拉致されて


命がけの事させられて、


褒美無し、キズついただけ、


そんなことをさせる召喚主の王様って…


ワルじゃん!



そんな反動から産まれたダーク勇者幻想!


それを持っていた、杉谷達三人組…



そして、ファンタジーだと思っていた、


マルダス世界が、地球の兄弟世界だと、


大邪神から、知らされた杉谷達!


杉谷達の頭の中では、


バリーーーーーーン!と


大きな音を立てて、


幻想が割れていった!



しかし、そこは杉谷達!


さらにダークな幻想を求める!





杉谷

「クソーーーーーー!


オレは、ハーレム作って、


えーと…イヤ!ハーレム作るぞーーーー!」



帆山

「オレは、男でもいい!


ハーレム作るぞーーーーーー!」




エージェント則子(旧田丸 則子)

「お金たくさん欲しいーーーーーー!


○○事務所のタレントをその金使って、


私の下僕にするのよ〜♥」




オババ

「権力とお金とハーレム欲しいーーーー♥」




大邪神分身K

「オレも、ハーレムと、お金が欲しい〜!」


そんな事を島で叫ぶ5人組…


Σ(゚Д゚)


5人組?


三人組と大邪神の分身Kが、


朝起きたら、四人が釣った魚を、


焼いて食べているオババがいました。



一目散に四人は逃げたが、


捕まった…


しかし、まだオババが一言も


喋っていなかったので、


そんなに実害が、無かった。



しかし、そうも言ってられなかった。


黙って過ごせるわけがない!



そして、何気なくこの世界の話になり、


先程の叫びになったのだ!



とりあえず…大邪神の分身Kは、


大邪神の分身達にこのことを報告する。



そして、大邪神からオババを懐柔しろと


かなりの難題を押し付けられる。



オババは、腹が減ったので、


死にものぐるいで、でてきたわけだが…



オババ

「おい!大教皇!イヤ!クソオヤジ!


まだ眠っているんだな!


そろそろ起きて、世界征服するんだろ?」



大邪神の分身K

「オババ様、お気を確かに。」


オババ

「なに、わけわからんことを、


言っている!おい!ボケたか?


封印の代わりに、


この穴に突っ込まれたけど、


魔導珠で、聖カルッティ王国の崩壊とか


見ていたぞ!


お前、本当にメルトとか儂らが、


いなければ国すら運営できないのだな。」



オババは、国が運営できていたのは、


メルトとトレバとトレブの


おかげだったのを、棚に上げて


自分の功績のようにいうが……


まぁ親子だね……。



そんな、親子の会話中に魚を釣っては、


干して!を繰りかえす、杉谷達…



つづく… 

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