第5章前編 変革の胎動1

第246話 バボン王国の決断!

バボン王国王都…


とある大きな宿の一室…


そこでは、


用と執事・大俵とメイド3人がいた。


「さて、行きますか。」


執事・大俵

「フフフ、流石!我が主あの魔人国が、


平和条約を結ぶ時が来るとは!」


メイド・トロイアル

「ゆみっち!腹が立つのはわかるけど、


用様ファーストよ!」



メイド・ゆみ

「はい、お姉様。大丈夫です。


にっこり笑って気をぶつける修行と思って


がんばります!」



メイド・トロイ

「うん!その意気だよ!」



そんな一行は馬車に乗って、


王城にやって来た。




どこにでも、ろくでもない奴がいる…


元公爵派の子爵の1人の3男がいた。



王城にやって来た用一行に、



「オイ!いい女だな! ここに置いていけ!」



なんて言うものだから、


用はネコだましを仕掛けた!



バヂン!



はい、どこかの子爵の3男様は


真っ白!



その後、衛兵は廊下で「バブーバブー」と泣く


恐ろしい顔の子爵の3男殿(21)を見つける。




会議室では…


バボン王国・ベジタル国王

「まさか、魔人国が平和条約とは…


この際、我が国もブリードル帝国と平和条約を


結びますか?」



「いや、リッパーは今回だけ動いた。


しばらくは、外交には動かない。



それよりも、魔人国と平和条約を結ぶ方が


いいと思う。」



バボン王国・スタマ宰相

「魔人国が、


(ハイ♪)なんて言いますかね?


いや、ブリードル帝国とは


何か裏の関係があったから成立しただけで…」



「ふふふ… 関係? いやないですよ。


そろそろ、来客が来ますよ。」



近衛兵士A

「陛下!本当に来ました! 


魔人国四天王の1人と魔人国王です!」



場所は、謁見室に移る。


バボン王国

国王   ベジタル・ラ・バボン


第2王子?ミルト・ラ・バボン


第3王女 ルルト・ラ・バボン


宰相   スタマ・ク・ペイン


近衛大隊長 ダイソ・ク・バキム


他、全大臣



魔国 魔人国シャングラー


魔人王    リゾチーム・デ・へールス


四天王    ジア・ス・ターゼ


他全大臣


そして、用賀 用


メイド・大戸 ゆみ(前召喚勇者の1人)


メイド・トロイ(元称号・魔神 今は秘密)


メイド・トロイアル

(元称号・魔神 今は秘密)


執事・大俵 歳三(バボン王国建国の勇者)



この3勢力が、会合する。



会議室の外では、


絶対、墳狂? 爆死?するとか、


わけわからん予想が立てている貴族がいるが…




魔人王リゾチーム・デ・へールス

      と

       

バボン王国・国王ベジタル・ラ・バボン


      が


挨拶を交わす。


そして、用と挨拶を交わして、


今回のあらましを用が話す。



魔人国王とバボン国王は、用が


5年前に、リッパーと戦ったことがあると


言う事に驚く!



そして、合点がいった。



なぜリッパーが魔法契約をしたのか…



リッパーが真の皇帝血筋であると示す事。



そして、


ブリードル帝国と魔人国の


軍事盟約なんてウソで


そんな事、リッパーには関係なく


現代地球軍事力学を知っているリッパーなら


戦争とは、恐ろしい浪費である…



だから、戦争は避ける!


そう読んでいた。




そして…用は冷や汗をかいていたが…


なぜか、用の後ろの面々は自信満々だし…




どう、話しを進めようと用が思っていたら…


あっれ〜?



バボン国王と魔人国が和平合意と、


平和条約を魔法契約でやってしまった…




うん?オレの出番なくね?


用が、思っていると、



今度は、魔人国王が土下座する。


なんでも…


恐ろしい話が始まった…

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