第117話 オーク?違うインテリジェントオークだって?



  ブヒー!


  ブヒー!


  ブヒー!



 バボン王国と聖カルッティ王国の間にある魔の森。

 そこに、うごめくオークの軍団達がいた。

 オーク上位種 オークジェネラル 約1万匹

 アンデッド上位種 リッチ 約1万体

 ワーム上位種 ハイワーム 約1万匹

 そして、オーク・ジャイアント!



 オーク・ジャイアントを総大将

 上位種を各1体(匹)を下位種1万の軍団長とする総勢約3億の大軍団である。

 しかし、何かトラブルが起きたみたいです。


オーク・ジャイアント

「予定していた、アンデッドダンジョンのスタンピードが出来ないだと?何があった?」


リッチA

「その~3ヶ月前に行った時は、ダンジョン・コアもその地域の他のダンジョンを吸収して大きくなり、スタンピードを起こせる状態になってました。

 それが、部下が様子を見に行くと無くなってまして、攻略されたみたいです。」


オークジェネラルA

「ブッピー!では、スタンピード囮作戦は使えないと言うことか!」


ハイワームA

「あそこの、公爵だったかな?

 リッチが金持ちになりたい呪いをかけて、誘惑完了していたのにな。」


リッチB

「いや、あの公爵は呪いかけても変わらんかった。

 欲を極めていたか?まぁいい!第2案だ!」


オーク・ジャイアント

「よし!メーンターク・ダンジョン郡のSS級に仕掛けたスタンピード装置を発動させよ!」


 リッチABCDEFが、魔法陣に魔力を注ぐが魔法陣が突如消えた!


リッチA

「ダンジョンが攻略されてます!」


 ガヤがやガヤ


オーク・ジャイアント

「沈まれ!

 皆のもの!

 こんなにことで動揺するな!

 俺たちはグドン!ブタ!怨霊!ムシ!などと言われて来たが、かしこくインテリジェントな存在だと証明してやると決めただろ!」


オーク・ジャイアント

「軍を3つに分けよう!

 第一軍はバボン王国王都へ、第二軍はメーンタークへ、第三軍はここに待機して聖カルッティ王国が来たら戦闘に入れ!」


オーク・ジャイアント

「この闇玉を進行路に設置していき、魔の森からの瘴気を供給する。このポンプ役はかなり重要だ!

 第三軍わかっているな!」


「ハハァ!」


オーク・ジャイアント

「第一軍は王都をせめて、兵を王都に集めさせる。

 第二軍がメーンタークを占領して魔の森とダンジョン・コアの瘴気を接続する。

 そのことで我々の戦力があがる!」


そこに、ゴブリン・ジャイアントの使い、ゴブリン・シャーマンがやって来た。


ゴブリン・シャーマン

「インテリジェントなオークの総大将様お久しぶりです。」


オーク・ジャイアント

「久しぶりだな。

 あいつ(ゴブリン・ジャイアント)は元気か?」


ゴブリン・シャーマン

「実はそのことで、お話が!」


 そして、ゴブリン・シャーマンは緑の巨人にゴブリン・ジャイアントが重症を負ったあと、謎の存在((?)のこと)にも重症を負わされ、これまで動けなかったことを映像を映しながら説明した。

 魔導通信で、ゴブリン・ジャイアントとテレビ会談を出来るように、していた。


オーク・ジャイアント

「うむ、それでブリードル帝国に攻めるか。

 悪くはないと思うぞ。

 そろそろ、ワームキングが帰ってする頃だ。」


ワームキング

「只今帰りました。

 途中から聞いてましたが、ここからブリードル帝国の王都までに地下道ができております。」


オーク・ジャイアント

「うむ!ゴブリン・ジャイアントよ!

 この魔の森からブリードル帝国に瘴気を地下経由で送り込む!

 そしたら、進軍も早くなるだろう。

 第一軍を王都とブリードル帝国国境に責めさせる。

 1億あればなんとかなるだろう。」


ゴブリン・ジャイアント

「おお!さすがミスターインテリジェント!

 頼もしい!

 我らの国ができるの展望が見えてきたぞ!」


オーク・ジャイアント

「フフ!では、我らに勝利を!」


ゴブリン・ジャイアント

「我らに勝利を!」




次回から!ブリードル帝国とバボン王国が激戦区になります。

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