第35話 ペルト街防衛戦に参加2
宿に帰る途中、下級状態異常回復薬を3本買った。
銀貨3枚!安いのかわからない。
夕食をなんとか食べて、ベッドに入る。
机に買ってきた回復薬を置き、目をつむる。
もう、少しでも動くと頭痛が再発しそうな感覚がある。
寝よう。
Zzzz!!
バキ!ボギ! バキバキ! ボキ!
ぐわ~痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
俺は謎の全身痛に襲われた。
バタン!
気絶した。
そして起きた。
AI
「用様、状態は?」
「体が痛い、なんだ?この痛さは?」
AI
「お腹が減るとかの症状とかは?」
「いや?…」 ぐぅ~ 腹がなる。
AI
「やはり!急激に100レベルアップ以上すると、体が追いつかなくてレベルアップが保留になることが有るのです。
栄養が入った分だけレベルアップ保留が解除されます。
早く食べないと。」
簡易調理セットを出して、チーズ菜と千切った黒パンに屋台で買った茹で麺を入れて塩をふりかけ食べる。
不味い!失敗だ! だが胃袋に入った途端なくなってゆくのがわかる。
これはまずい!もっと食べなくては!
それから失敗作を量産しながらでも食べては食べた。
しかし、村で買った備蓄食料も食べてしまい、まだ足りない。
まだ夜の10時位だったのだが戦時なので、1階はもう閉店だった。
外の夜屋台も片付けていたが、余ったスープと黒パン15斤を全部買った。
スープを自分のなべに移し替え、そのまま宿に帰る。
全て胃袋に入った。
そして寝る。
深夜1時、夜襲の鐘が鳴っている。
意識は起きるが、体がミシミシといいだし動けない。
突然激痛が走る!全身こむら返り状態よりまだ酷い!
そしてバキバキ ボギボギ と変な音が鳴り出して、なんとか下級異常状態回復薬を飲む。
痛みが薄らぐと同時に寝たみたいだ。
AI
「ふぅ~なんとか峠の一つを超えました。
だけど次が何起こるかわかりません。
なんせスキルレベルアップ光が10超えて50でした。
バク上がりですよね。
成長用の魔素が足らない!まずい!うわ成長がはじまっだ!」
「ぐわ!ウゥゥ。」
AI
「どうしよう!どうしよう!」
『………』
AI
「そうか!マジックリングにダンジョンコアがありました!
実体モード起動!コア取り出して、魔素放出!それ!」
「くぅ~くぅ~」
AI
「よし!呼吸正常・心拍正常・血圧正常・睡眠状態良好確認。
ダンジョンコアを強制魔素排出モードに固定!」
ポフン!
AI
「あ!コアの魔素切れた!よし真空封印!
後は、パッキングしてマジックリングに収納!」
AI
「あれ?さっきの声は? データログにもない?」
あ!痛みだしたかな。
ポーション飲まさないと!
夜はフケていった。
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