第36話 女の敵

僕はアイリを連れてコープへ向かった。


「ノブシゲ、ごめん。

 本当にごめん」

その道中でもアイリは泣いてばかりいた。


できたばかりのコープ。


まだ、契約したばかりの一軒家。

12人が一緒に住める。

プラスして会議室や執務室がある。

ちょうど空きがあった中古の一軒家だ。


結構贅沢だ。


二人でエリザベスの執務室に行った。

中にはエリザベスとサクラがいた。


挨拶をして2人の関係を伝える。

アイリはびっくりしている。


「この人たちは・・・?」

「良い関係の人だよ」

「女の敵・・・」

アイリは、めっちゃ睨んでいる。


エリザベスとサクラが丁寧に説明する。

アイリを無理してこの中に入れるつもりもないと・・・。


エリザベスは、メンバー選定等コープの運営に関わる事がメインだ。

だからパーティには入らないと・・・。

サクラとアイリは、パーティで共に戦う事になった。

サクラは、今まで通り中盤で弓によるメイン攻撃を担当する。

アイリは、後方から支援をする。光の魔法で攻撃もできる。

聖者としてはなかなかの実力だ。


怪我等は心配する必要はなくなった。


一方、夜はというと、エリザベスとサクラの交代で夜の関係をする事になった。

たまに3人でとなっている。


そのメンバーにアイリは入っていない。

どういう話し合いがあったかは、僕には不明だ。

エリザベスとサクラ、その2人がいい方向で問題ない。


僕はアイリを助けられた事で十分、満足なんだ。


ちょっと惜しいけど・・・。


--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--

※ エリザベスの説明追加


◆ノブシゲ

 ・冒険者ランク Cランク

 ・情報師 Lv36

 ・人間族 18歳

 ・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア

 ・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)

     皮の小手(光魔法付与)

 裏切られた事が多く、人の見る目はない

 172cmでそれなりにかっこいい

 攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意

 秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級

 サクラとエリザベスのハーレム関係



◆サクラ

・冒険者ランク Cランク→Bランク

・レンジャー Lv22

・エルフ 17歳

・武器:弓(威力は凄い)ショートソード

 防具:皮の兜と鎧、靴、小手

 165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん

 特に緑のショートヘアーと眼の可愛い


 

◆エリザベス

 ・冒険者ランク Aランク

 ・情報師 Lv60

 ・猫耳族 19歳

 152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき

 みんなのアイドル

 人間関係等人に関する情報収集が得意

 コープのリーダー



◆アイリ

 ・冒険者ランク 不明

 ・聖者 レベル不明

 ・小人族 18歳

 ノブシゲの学友。

 お人よしで騙されやすい

 ノブシゲと奴隷商でのびっくりする再会を果たし、購入され、助けられる


◆ユリ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はCランク

 ・鍛冶師 現在は不明 別れた時はLv40

 ・ドワーフ 18歳

 ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染



◆あやめ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はBランク

 ・剣士 現在は不明 別れた時はLv45

 ・狐獣族 19歳

  ノブシゲを裏切ったパーティのリーダー&幼馴染

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る