こうなっては誰にも止められぬ
ドラゴン西
第1話 こうなっては誰にも止められぬ
~超短編小説~
【こうなっては誰も止められぬ】
平手打ちで相手を攻撃した。
障害事件になるかもしれない。
警察の出番か。
訴訟の準備か。
はたまた、そうならないように、示談金の準備か。
攻撃したほうが屈強な体つきの良い男性で、
攻撃されたほうがか弱い、華奢な女性やこどもだった場合、メディアも騒ぎ出すかもしれない。
さらには、攻撃した側が警察官や学校の先生だったりすればなおのこと、世論は盛り上がる。視聴率もあがる。
それに熱狂する民衆、便乗するメディア。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真相は、単に顔に蚊が止まっていて、まさに血を吸っている最中であったために、
蚊にさされてはいけないと
『いきなり平手打ちをした』
だけだったのである。もう、【こうなっては誰も止められぬ】
もしかしたらコロナも...
いや、やめておこう。
【こうなっては誰も止められぬ】
~無責任に騒ぐ民衆も煽るメディアも自業自得~
世の中は何も起きてはいない。自分自身で世界を創っている。
法律にもお金にも、世間体にもなびかない人も、何も起きていない同様にできます。
『蚊に刺される』という小さな出来事。蚊の写真を拡大するだけでも、大きな事に見えて来ますね❗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます