4−8TRUST⑤
「何、聞きたいことって?」「昨日、英二君と何してたの?」「なんで知ってるの?」「見かけたのよ」ここはどう答えるべきだろうか。ここは正直に話そう、
それが一番安全だ。あのこと以外
「英ニに誘われたの久しぶりに遊ばないって。わたしたちが育った施設にも言ったわ。」「本当?…いや疑うのはだめね。親友のことを」胸が苦しい。けど今はしょうがない。いつか麻美が英字と付き合えるようにすることそれが、私の今の使命だ。
次の日
私の席はなくなっていた。
「麻美、なんで私の席ないか知らない?」「さぁね。どっかの彼氏にでも聞けば?」「えっ、麻美どうしたの…」「あと、二度と私に話しかけないで」私は何がなんだか分からずとにかく走った。
気づくと夜になっていた。家に帰ろう、そうしないとお母さんたちが心配するから。
何やら家の前が騒がしい。
警察がいた。
「あの、なんでこんなに騒がしいのですか?」
「ここの家の人達が刺されちゃたみたいよ」
そこからは何があったか覚えていない。
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