新しい年が来たという事は、めでたいようだが、生きられる年が一年減ったという事だ。

年明け早々、何で後ろ向きの意見をと、言われそうだが、逆なのだ。

私は、前を向いているので、減った分がよく見える。後ろを向いていると、増えたような錯覚になる。

「今日も一日無事でよかった。」というが、「今日で寿命が一日減ってしまった。」とも言える。

無事でいることが目的で生きているのだろうか？

私の生きる目的は一つしか無い。

「この世の中と、自分の、存在の意味を知る事」だ。

そんな事は、歴史上、誰一人、分かった者はいない。少なくとも、私達の知る限りは。

ひっそりと、悟って、死んでいった者はいるかもしれないが。。。

とても頭のいい哲学者が、束になって考えても分からなかった事だ。

そもそも、分かったなら、紙に書き記せるものなのだろうか？

この文章を読んでくださっている方はどうでしょうか？

もし、分かっている人がおられましたら、連絡をお願いいたします。

たった一行で、ノーベル賞百個分の価値があるでしょう。

ひょっとして、その魔法の一言を書いた瞬間、世界が消えるかもしれない。

でも、勇気を振り絞って、この記念すべき新しい年の初めに。

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