第427回『50歳を過ぎて趣味ができるとは……』

小説投稿サイトに細々と作品を載せたり、コンテストに出したり。

こんなことをする日々が来るとは、2010年代には思ってもいませんでした。

Web小説、完全な趣味です。

月に0~2日、平均1日くらいしか時間を空けられませんけれど。

2月は0日。

1月は2日。

12月は2日だったか?

本業最優先ですから、合間を縫って。

99%は脚本にかかりっきりです。


そもそも、小説なんて書けないと昔からずっと思っていました。

書けたらいいなとは思っても。

始めたきっかけも、原案募集や脚本募集のコンテストで応募書式が小説形式とあったので、それでやってみたら連続で賞に入って。

その後も続けていこうと思ったのは、原作から脚本にしてメディアミックス展開させたい。

それと、過去に実現しなかったプロットや脚本をよみがえらせたい。

そういう思いでした。

だけど今では精神的な逃避先となっています。

書く時間はなくても、そういう場があるというだけで。


だから、他のWeb小説家と違って、商業作家になりたいとか、出版したいとかの強い思いはありません。

結果的にビジネスにつながるような作品があれば、それはそれで構わないのですが。

でも、仕事としてやるのはしんどいです。

難しいネタをやらされたり、しめきりに追われたり、何度も直しをやらされたり、挙句に実現しなかったり。

そういうのは小説では避けようかなと。

純粋に気楽に書いて、自分自身が楽しければ。

趣味でいいのです。

映画を見なくなって10年以上、小説を読まなくなって5年以上。

フィクションに飢えて、自分が見たい読みたいものを書いているのです。

あ、でも、趣味といっても、やっぱり収益化や賞などがモチベーションになっていたりして……純粋じゃない!


ちなみに今、自分のSNSやブログで小説の宣伝ばかりしているのは、他に書くネタがないからです。

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