地平線ニ咲クIFナル花火

森隹アム

プロローグ、或いはキャラシート作成

第1話 運命が決まった日

 世良せら 燐音りんねは転生者である。

 前世も世良燐音。端的にいえば同姓同名に生まれ変わる系男子である。

 タイムリープ系と言い換えても良い、違ったのは世界線だけ。

 名前からして輪廻ギュンギュン回しそうな名前をしているが、特にギュンギュン回す予定は無かったし、そもそも本来は個体名を維持したまま回すものでもない。


 詳細は省くが四十歳半ばで未婚、その時点で色々察せられるような気もするけれど、女っ気の無い人生を送っていた俺だが、会社の後輩(二十歳年下)から謂れなき浮気者扱いを受け、抵抗することも出来ずに背中からグサリと行かれてご臨終である。


 尚、彼女との恋愛関係の構築は無いものとする。

 なんなら、他の誰かとも無いものとする。(泣)


 別に教育係という訳でも無かったから同じ部署というだけでほぼ接点が無く、せいぜいが彼女の入社間もない時に一度飯を奢った事がある程度の関係で勘違いする要素は欠片もない。

 余りに謂れがなさすぎるので確実に人違いなのだが、死ぬ事態に陥るのはその事が初めてだったが元から死にかける様な事態には大体月イチ位の確率で遭遇する不幸の星の下で生まれていたので死ぬ時もこんなもんかと思ったものである。



 そして、燐音が次に目を覚ますと病院だったが、生後だった。

 意識を取り戻したので死ななかったのかと思いきや、おおよそ怪我人の取り扱いとして不適切な土嚢袋が如き扱いで全身を圧迫されながら脚を引っ張られ、何故か目は開かないし声も出ないのでもうちょい丁寧に扱ってくれとか思っていたら今正に実母(若)から生まれる瞬間である。


 どういうこと??

 生まれた瞬間は本気で意味が分からなかった。漸く視界が開けたかと思えばオカンは若いし自分は赤ん坊だし病院食は母乳である。最後が一番ヤバい。

 四十歳の精神で、授乳を受ける精神的苦痛の前には他が些事に思える位ヤバい。


 ダレカ、タスケテ。


 名前はやっぱり燐音のままで、顔立ちは流石に分からないが両親が同じで名前も同じなら同じだと考えても問題ないだろう。



 突如として強要される赤ん坊ライフは苛烈を極めた。

 今迄普通に出来ていた事が出来ない、それだけでも精神は蝕まれていくものだが、おおよそ人間の尊厳が取り払われた扱いは思考能力をSAN値をも削った。

 オムツ、おしゃぶり着用の強要、二時間置き位に来る飢餓にも似た空腹感と、配給される液状の食事。泣きわめいて拒絶したとて子供にも満たない赤ん坊の力は無力で、体が成長して、おまるの所まで自力で行けるようになるまでの垂れ流しは切腹さえ視野に入れた。


 その他、数々の追い打ち(赤ん坊のお世話として定義するなら何ら問題の無い行動の数々)を受けて、最初は不気味がられるのを恐れて喋るのを遅らせようと思っていたけれど、早々に我慢の限界が来た。

 最悪垂れ流すのは仕方がないにしても、既に精神が成熟してしまっているせいで、「赤ちゃんってどうやってあんなに泣いてんの?」状態で泣こうと思っても泣けずに母親が気づくのを待つ羽目になっていたのだ。

 よくよく考えたら勝手知ったる実母であるし、世界線が変わってもあの大雑把な性格が変わってるとも思えなかったので燐音が普通に呼びかけてみたら「へー赤ちゃんってこんなに早く喋りだすのね」で終わった。

 流石に父親はそれで流しはしなかったが、そんな母親と結婚した順応性の高い人なので「まあこういうこともあるか、実際に起ってる訳だし」と自己解決していた。流石である。


 尚、その際に燐音は自身が転生者であることも告白したのだが、両親からは香ばしい目で見られた。解せぬ。

 生後一ヶ月と経たずに喋りだす子供だぞ、普通に考えて普通じゃないだろう。



 ◆



 燐音が世界観の違いに気付いたのは三歳の時だ。

 なんとこの世界、迷宮ダンジョンがあるのである。

 三歳の身の上では出来ることが少なく、玩具として与えられた知恵の輪を三十分に一個のペースで解いて、新しいのを要求し続けていたら母親がその支出に激おこで買ってくれなくなったので、面白くもないニュースで暇を潰すことにしたのだ。


 そしたら驚愕の現実がポロポロ出てくる出てくるで燐音は盛大に困惑した。

 魔術とかいうオカルトも実在するし、強化服と呼ばれるメカニカルなSF戦闘スーツもあって、それらを駆使して迷宮に資源を求めて旅立つ冒険者なる職業が存在していると知った燐音はポカンと口を開けて唖然とした。


 日本で民間企業が兵器の販売している社会とか、一般的な日本に住む人間からすると想像も付かない事態だし、良く認可が降りたなという感想が先行する。

 とんだファンタジー思考ブレイカーだが、異世界じゃなくて日本でこんなんやられたら誰だって困惑すると燐音は思う。


 これはもう冒険者になるしかない! とか燐音は一瞬血迷ったが、ちゃんと情報収集していく内に現実に直面して、『普通に無いわー』と正気を取り戻す。

 危険が伴うのは言わずもかなだが、冒険者をやる上で必須とされている強化服なのだが、平行世界補正無く普通に高価なのである。



 型落ち中古品の最低価格で八百万円位が相場で、修理しないと使えないようなジャンク品だともうちょい安いのもあるっぽいが、修理するとむしろ高上がりになるケースも有るようだし、どちらにせよお気軽に始められる初期投資額ではない。


 レンタルもあるらしいけど、調べたら稼ぎの大半がレンタル料に持ってかれるような暴利な上、色々行動に制限もようで、仮に定番の冒険者らしい冒険者になるには企業に入社するのが一番の近道なみたいだが、企業側も大分厳しい選考基準を設けてるみたいだし、現実的じゃない。一般民衆の感覚からすると、スポーツ選手みたいなものだった。


 幼稚園で冒険者になる! って宣言していた子にその夢が如何に向こう見ずかロジハラじみたプレゼンしたらギャン泣きされて先生に人の夢を壊すなって起こられたのは今生最初の黒歴史である。燐音(3)も昔は若かった。




「強化服を買わないか? 十万で」


 だから、そんな申し出を受けた燐音は鳩が豆鉄砲を食ったような顔で返すことしか出来なかった。


 生まれ変わってから十二年の時が過ぎた。

 この位の年齢になると、やはり自分は馴染みある世良燐音……まあつまりは転生前と同一人物であるという認識を持てるようになる。

 男にしては小柄で、最終的には少し平均身長に届かない位。顔立ちが母親と瓜二つであるのも前世と同じで、近代こけしを彷彿とさせる日本人形じみたものである事から外見的にはもう見間違いようもない。


 遅いと感じる人もいるかも知れないが、自身の状況を確定的に認識したのはこの位になって漸くの事だ。

 だって常識的に考えて輪廻転生するにしても時間が巻き戻るとか理屈としておかしいし……。


 それはさておき、小学生最後のお盆の親戚の集まりである。

 燐音には前世から馬が合って仲の良かった叔父がいたのだが、なんとその叔父は今瀬だと冒険者だったのだ。

 前世ではニートの穀潰し叔父さんだったので意外なんてもんじゃない。

 冒険者故に強化服を持っていて、燐音自身が冒険者になるのは諦めたといってもSF装備への関心は別腹であり、興味があった。今日はそれを見せて貰う約束で、今実物が目の前にある状態なのだ。

 型式は古いし結構年季が入っているが状態的には随分綺麗なもので、燐音がいい歳して目を輝かせながら強化服をいじくり回している時、そんな提案がなされた。


「え。詐欺?」


 冷静に言葉を分析出来た燐音から出たのはそんな言葉だった。

 なにせ桁が一つ足りない。

 それでも中学生に売りつける額としては法外なものだが。

 ただ、払えなくも無い所を狙われているので、仮に騙して小遣いを巻き上げようとしているならある意味適正価格と言えるのだが、今瀬の叔父さんは中学生からお小遣いを巻き上げる必要が無い程度には稼いでいた筈である。お金下ろすの面倒くさいとか? トイチでなら貸してやんよ。


「違う、安いのにもちゃんと理由がある。興味があるなら教えてやるがどうする?」


「興味は…………ありける」


 無い訳はなかった、自然と自身の体が前のめりになったのがわかる。なにせ燐音は転生者だ。前世で培った常識の範疇にない事柄には漏れなく興味が湧いてしまう生態をしているのである。


「よし、じゃあ教えてやる。まずこの強化服だが、おっさんも知り合いから中古で買ったものだ」


「ふむ」


「当時の価格で一億。次の所有者はそれを一千万で買い、おじさんはそれを百万で買った。なのでおじさんは十万で売る。つまりはそういうことだ」


「どういうことだってばよ」


 え、なに? 中古になると売る度に桁を一つ減らさなきゃいけないルールがあるの?

 叔父はまるですべてを説明したような顔をしているが、燐音からすれば異世界の理屈を持ってこられた面持ちである。勿論、そんなルールはない、買い手に都合が良すぎである。買取業者に物を引き取って貰う場合にはだいたいこのくらいのレートで買い叩かれるが。


「え? 強化服に爆弾が積んであるとか……?」


「積んでねぇよ! 何でだ!」


「俺に掛けられた十億円の生命保険金が目当てとか……」


「や、そもそもお前の首にそんな額掛かってないし。受取人は間違いなくおっさんじゃねーよ」


 まあ十億円はジョークである。


「一億って額に現実感が無いのはわかるけどあれだぞ。当時の価格がって意味だぞ。かなり旧式だしスペック的な値段査定をするなら今だと新品で一千万ってところじゃないか? 中古だしメーカー保証も無いから精々六百万だな、世間一般ではジャンク扱いだ」


 それでも高額やがな。

 ただ、ジャンクと聞くとそれに命を預けるのは不安になるのが人の性である、燐音はちょっと十万でも手を出すべきか迷い始めた、強化服は持ってるだけで固定資産税とかも掛かるのである。


「まあ見た目新品同然にピカピカだから見ればわかると思うが、整備は万全だし、消耗品は全部交換済みだ。十万はその消耗品の値段だな」


 それはつまり、この強化服を売却する上での金銭的利益を得るつもりが無いということであり、燐音は十万というコスト支払った上で『ただより高いものはない』という格言を噛み締める結果に直結するのではなかろうか。

 ちなみに強化服が古い事に関しては問題ない。

 見た所、下手すると博物館に展示されてもおかしくない軍用強化服か、それをモデルに量産された民間販売強化服一号といったところなのだろうが、武器は極論敵をぶっ殺せて、生きて帰れれば何でも良いのだ。


「後、条件が二つある。一つ目は、売らない事。転売死すべし」


「うむ、転売死すべし」


 それに関しては何もおかしくないな。

 稼働に問題がなく、元値が一億の品だとすると、仮にろくすっぽ動かないジャンク品であったとしても売ったら百万は超える。そうせず安価で身内に売りつけるからには何かしらの理由があるのだろう。


「二つ目は、強化服所持に必要な冒険者資格取得に必要な講習をおっさんが指定する形で受講することだ。費用はこっち持ち」


「……。…………? ……え、と? お金出してくれるっていうならむしろ俺からお願いしたい位だけど」


 燐音は首をかしげる。

 それって確か試験込みで四十万位掛かるやつじゃなかったっけ? 強化服の売却価格より高いやんけ。

 強化服十万キャンペーンに完全に気を取られて所持に必要な、あれこれが完全に抜け落ちていたが、保持するには資格がいるのだ。まあ普通に兵器なので、一般に販売されている時点でもう異世界であるように感じるのだが。


「じゃあ話を受けるって事で良いんだな?」


 今、燐音の頭の中にただより高いものはないって言葉が時速300キロで過ぎっていた。周回コースをギュンギュン過ぎっている。

 『買う』じゃなくて『話を受ける』って表現しているところが特に。

 これ完全に強化服は吊られた人参じゃねぇか。

 しかし、目先の人参を逃すほど理性的にもなれなかったので、話を継続する。


「えっと、その講習所ってなんか致命的な問題が合ったりするの?」


「いや、講習は家庭教師方式で受けてもらう。じゃないとリン坊も年齢制限に引っかかるしな」


 うろ覚えだが、そういえば、講習所は義務教育満了が条件であった様な気がした。

 例外的に、諸々のお偉いさんのご都合からプライス倍プッシュして専用の家庭教師による講習受講で資格取得が出来たような……気がする。

 燐音は言うまでもなく何処にでも居る村人で、世良家も何処にでもある一般家庭だ。縁遠い事柄を丁寧に覚えておく趣味もなかったのでうろ覚えであるが、これは明らかに『なにかがある』出費量である。


「…………」


「大学時代の恩師から、講師の資格はあるけど適切に教えられるか不安な生徒が居て、試験的に講習をするための受講生を探してると言われてな。多少教え方が辿々しい程度で後ろ暗い何かがある理由は無いだろうから、そこまで心配する必要ないぞ」


「あ、そういう……でもなんで俺に?」


「ちょっとやそっとじゃ死ななそうなやつがリン坊以外思い浮かばなかったからだな。冒険者とか下手したら地獄への片道切符になる訳だし」


「え、俺ってそんなイメージ?」


 心外だった。燐音は全身全霊(身振り手振り)を持って遺憾の意を表明する。


「山で迷子になって一週間後に猪を石器で捌いて焼いてる所を警察に保護されたやつが何言ってんだ」


「…………」


 そんな事も……ありましたね。


「あれは生きる為に必死で……」


「警察に保護される時の第一声が『そこ罠あります!』だったとかご両親あいつらには悪いけど笑うわ。死んだと思ったら野生に返ってるとか超ウケる」


 好きで野生に返った訳じゃないのに何たる言い草。

 ニュースで半分死人扱いになって名前が出ていたせいで、燐音はその後学校で変人扱いされない為に同姓同名の別人です! って言い訳するのが凄い大変だった。

 しかもあの日で捜査が打ち切られそうだったらしいからマジで野生化して燐音は今この場に居ない可能性も十分有った。


「それに自称転生者なら俺ツエーしたいかなって」


「自称いうなし」


 尚、この歳になっても燐音は転生者って誰にも信じてもらえてなかった。

 初志貫徹じゃないけれど、生後からずっと言ってるだけに、納得行かない気持ちもあるが、理由はなんとなくわかっていた。二度目の人生故の特別感が燐音に無いからだ。

 勉強にしても歴史とか全部覚え直しレベルで違うし、学生時代にやった数学とかロクに覚えてない。他の教科も似たりよったりで、他の人と比べてちょい早熟かなって粋を出ない程度でしか優れてないのである。

 まあ極論、両親が気にしないなら問題は無いのである。燐音は精神年齢五十オーバーの子供であることに罪悪感があるからカミングアウトしてるのであって、信じる信じないは受け取る側の自由だ。


「……まあ理由はもういいや」


「お、じゃあどうするのか決めたのか?」


「うん、俺のお年玉貯金をもっていくがよい」


 まあ現段階の開示された情報で拒否する理由は無いに等しかった。

 大前提として、やってみたいという思いがあるのを念頭に置いてほしいのだが、大凡のリスクに繋がると思われる研修にそこまで多くを求める必要はないだろうと燐音は考える。

 ひょっとすると、いやひょっとしなくても教師の人間性に問題があるからこの話が自分に回ってきたのは察せられる事だ。しかしながら、二十年以上社会人をやっていた人間からするとその程度のコミュニケーションストレスは問題の内に含まれない。


 これが高い金を払っての受講であるなら燐音も多少は考えただろうが、仮にそうであったとしても、強化服がただみたいな値段で手に入るメリットがデカすぎる。

 仮に購入した強化服が実戦に耐えうるものではないアンティークであったとしても、それが理由で冒険者としての大成が絶望的であったとしても、適正を踏まえない興味の延長線での行動に人生の全てを乗っける気とかサラサラない燐音からすれば後悔しない寄り道である。

 タイムリープしたことでサブカルチャー的な方面での楽しみの大半がデストロイされてしまったのだ、この程度の『趣味』は許されて然るべきだというのが燐音の結論だ。


「よし、支払いは強化服受け渡し、つまりは資格取得後で良いから講習はしっかり受けるんだぞ」


「了解。じゃ、この後の打ち合わせをしよう」


「打ち合わせ? なんのだ?」


 燐音の目が怪しく光り、口角が釣り上がる。


「俺が両親に違和感なく冒険者を目指すアリバイ作りのだよ」


「え」


 母親はノリでOKしてくれそうだが、父親はその辺頭が固い。

 尚、良識と常識を兼ね備えているとも言う。


「普通に言うと十中八九反対されるから大枠は叔父さんに冒険話を強請って自分もなりたいと思ったっていう体で行って、現実をよくわかってない感を出して父さんに夢を応援するような発言をさせて、それを理由に流れで講習を受ける許可をもらおう。母さんへの根回しを事前にすれば後は勢いで行ける」


「お、おう?」


 まあ反対するのが普通である。

 燐音が逆の状況になって、自分の子供が冒険者になりたいとか言い出したら家庭内暴力をオラオラしてでも反対する。

 冒険者になりたいなら、俺を倒してからにしろ! 的な。

 そういうポーズでも何でも無く、実力が伴わないならマジでボコボコにするだろう。


 理由は単純明快、危険だからである。

 スポーツ選手の様な扱いと言っても、結局のところ冒険者は生命の安全を保証されない肉体労働従事者である。

 一見するとお高めな報酬を貰ってる企業戦士系冒険者にしたって、企業の利益の為に命を賭けさせられてる存在で、ちょっと調べれば冒険者が如何に過酷な職業かは見て取れる。戦場カメラマンなんか目じゃないレベル。


 燐音も、コストが高かったから諦めていた。

 始めるだけでも、家を建てられるレベルのコストか今後の人生真っ暗闇になるレベルのリスクを背負わなきゃならないのが現状だし、それなら普通に前世の経験(IT企業勤務)を生かしてパソコン叩いてた方が良い。

 だけど無理そうなら即時撤退出来るレベルの投資で挑戦出来るなら、石橋を叩いて渡る位の気持ちで事前準備してから挑戦したいと思う程度の興味はある。花京院の魂なら賭けれます!


「受講申請書類はもう持ってきてる? ないなら急いで発行してもらって来てくれる? 決行するタイミングは酒宴の中盤、皆に酔いが回ってきてからにしようか。親戚総出の前で言質取ってその場でサインをもらえば印鑑は後からどうとでもなる。多少大根でも酔ってれば大丈夫な筈。あ、一発勝負だからしくらないでね。後、わかってると思うけど叔父さんは作戦決行まで飲酒は控える事」


「やべぇ、人選しくったか?」


 何処に問題があるといのか。



――――――――

【あとがき】

 その後、マジで決行して許可をもぎ取った。


 というわけで初投稿、迷宮ものです。

 当分キャラシ作成的なあれこれで迷宮は言葉としてしか出てきません(ネタバレ)

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