「え、いや、そのうち、あいつ、

おまえの兄貴が戻って来てしまうかもしれないし。今、俺的にはあいつには死んでも会いたくたいっていうか」

「別に。顔を合わせたら合わせたでいいじゃないですか、、？私とカップルになりました。思い切ってそう告げてみたい気もしますし」

「そしたらどんな反応するかな、、、」

「お兄ちゃん、案外、シスコンなんですよ。

私のこと、大好きですし。でも、うちらは

血が繋がった兄妹だから、好きにはなれない。結局、禁断の恋になってしまうから先輩の彼女に手を出してしまったのはいけないことですが、その彼女より

私の方が兄的には好きなんですよ、、」

「そ、そーなの！？」

「そうです、、なんなら、イチャイチャしてる現場をモロに見せつけて、兄のリアクション見てみます？」

ごくりと俺は唾を飲みこんだ。

もしかして、妹と付き合って、一夜を共にしたらあいつへの復讐になるのではないか。

そう考えた。

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