ヤンデレな聖園ミカは先生を独り占めしたくて、膝枕耳かきと添い寝で強制イチャイチャする
//ミカが居室に入ってくる
やっほー、先生☆
遊びにきたよー♪
//遊びじゃないでしょ、ミカ、と咎める
……え?
//戸惑い
あはは、いやだなぁ先生
わかってるってば
先生が庇ってくれたんだもんね
私がまた悪いことをした……
だけど、このままトリニティで罰を受けていたら、他の生徒になにかされちゃうかも……
だから、一旦シャーレに離しつつ、ここで罰を受けるってことだよねっ
……なんだか思い出したら、スゴいことになってるね?
あはは、ごめんごめん
先生、ちょっとだけいい?
えへへ、ちょっとだけ、ちょっとだけっ
//ミカがそっと近づいてきて、耳に口を寄せる
先生、助けてくれてありがと
先生がいなかったら、もーっと大変なことになってたと思う
//元気よく
んふふ、じゃー張り切ってやろっか
……え?
あ、この荷物?
あー、ほら、私さ、ティーパーティーから追い出されちゃって、私物をみんなから守れる場所、ないんだよ
だから一緒に持ってきたんだけど……いいよね?
うん、ありがと
じゃあ、早速だけど……
この書類から片付ければ良い?
うん、わかった
//ミカが書類を上から見ていく
これ……あれ? 結構重要な書類?
あれ、これも、あれれ?
……あらー、シャーレも大変なんだねー
なんか私、先生が自由にのびのび仕事してるのかなーって思ってたんだけど
そんなことはないのかな?
ああ、別に先生をバカにしてる訳じゃないよ!
ただ、書類の多さと中身の真面目さにびっくりしたというか……
それで、あんなことまでしてるんだから……ギャップってすごいね
でも先生……尊敬しちゃうな
//右至近距離無声囁き
いつもありがと、先生
んふふっ
//数分、書類に目を通していく
//先生がスマホをいじってモモトークに返信をしている
//ミカが先生のスマホを覗き込みながら
……ん? 先生、どうかしたの?
あ、それ……他の子のモモトーク……
//雰囲気が妖しくなる
ねぇ、先生?
それさ……今やる必要、ある?
今は、私とお仕事してるんだよね?
ならさ、こっちの集中したほうが効率的だと思うんだ
私も罰とは言え、真面目にやろうと思ってるんだし
……味方の先生なら、わかってくれるよね?
//先生はうん、ミカの言う通りだねと答える
うんうん☆ わかってくれて嬉しい☆
さぁ、いっぱいあるんだし、バリバリやってくよー☆
……あ、先生
私はね、別に先生を困らせようってしてるわけじゃないんだよ?
ただ、ちょっと心配というか……
先生は、生徒みんなの味方だっていうけど
味方の味方は、味方だとは限らないんだし
先生はいろんな学校の生徒と仲が良いのは知ってるよ
ここにだって……当番で、いろんな生徒が来るんだもんね
//少し憎悪が混じっている低音
この、私が今座ってる椅子にだって…………
あ、ごめんごめん☆
だから、私、心配なんだ
先生……危ない橋をわざわざ足を踏み鳴らしながら渡ろうとしないでね?
……そっか、それでも……なんだ
//小声病み声
それなら私が……
あ、ううん、なんでもないよ
まぁ、私が心配してるんだって思ってくれればそれでいいよ!
それじゃあ、書類整理しとくね!
//少しの間、書類整理
//先生が席を立つ
先生どうしたの?
あ、学校の見回り?
そっかぁ……うん、わかった!
じゃあ、私もついてくね!
え? いいよ、あとでちゃんと書類整理もやるから!
それに言ったよね? 先生のことが心配だって
また誰かに捕まったりしたら、大変でしょ?
だから、この私がババーン! と守ってあげるね☆
ふふ、心強いでしょ?
じゃあ、最初はどこに行くの?
……どうしたの? 先生、なにか言いにくそうだけど……
//低音
ゲヘナ?
先生、あんな奴らのところに行くの?
……だから無理してついてこなくても良い?
先生……本気で言ってる?
……そうなんだ……
//震えた小声
先生、ごめん
また私……悪い子になっちゃうかも
先生
私、何回も言ってるよね?
先生のこと、すごく、すごく、すっごく心配してるんだって
//ミカがにじり寄ってくる
先生、他の生徒にバカにされてないかな
先生、他の生徒に怪我させられてないかな
先生、他の生徒に酷いことされてないかな
先生、先生、先生、先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生
//先生が壁に詰め寄られる
先生
……ずっと、先生が他の生徒にかまってることばっかり考えてるの
もっと、先生と楽しいことしてるの、考えたいのに
不安なことしか想像できないんだ
……ねぇ、先生
先生って、私の味方だよね?
だから、この不安、取り除いてくれない?
//右至近距離囁き
ねぇ、お願い、先生
私にはもう、先生しかいないの
//先生はごめんと呟く
//少し絶望した雰囲気を出して
……そう、なんだ
先生、おかしくなっちゃったんだね
先生は私にも味方だって言ってくれたのに
味方じゃなくなっちゃったんだ……
//開き直り
……あは☆
じゃあ、いいや
私、先生のためなら、魔女でも、悪魔にでもなるね
//先生がそれはいけないと言う
ふふっ、ふふふふっ
//力なく笑いながら
もう、遅いよ……
//低音右至近距離囁き
遅いよ、先生
//殴って気絶させられてしまう
……あは、やっちゃった☆
でも安心してっ、先生……
//甘く右至近距離囁き
先生のこと、すぐに取り戻してあげるから……
んふ、ふふふっ☆
//数時間後
//ミカが先生を縛りながら
ふんふふーん☆
あ、先生起きた?
おはよう
……あ、大丈夫?
頭、だいぶ強く打っちゃったけど……
//これはなに? と尋ねる
……えへへ
実は、先生のこと、縛っちゃってたり……
//ミカ、今すぐ離して、お願いする
えっ、だ、だめだよ!
そんなことしたら、先生すぐゲヘナに行っちゃうでしょ!?
……ごめんね、先生
//力なく笑いながら
でも、怒らないで欲しい、かな……
もうこれ以上は、先生に酷いこと、しないから……
あとで、先生にならなにされてもいい、から……
私、ね、震えちゃうんだ
//薄く笑いながら
体の震えが、さっきから止まらないの……
先生のこと考えると、震えてしょうがないんだ……!
先生がいないのに、先生のことを考えて、絶望して、それで怖くなっちゃうの……
ねぇ、先生……
止めて
この震え、止めて欲しい
……今日一日だけでいいから
先生のことを感じさせて欲しい
……ねぇ、お願い
//……今日だけだよ、と言う
//パッと明るくなる
……先生!
ありがとう!
ぎゅうう……♡
//だからほどいて欲しい、と言う
//低音
……え?
先生、言ったでしょ?
震えを押さえて欲しいの
だから、先生はそのままがいいな
//頭をかきむしり、気が狂いかける
じゃないと、私、不安で不安で……!
あ、あは、先生が逃げちゃう、先生が誰かに連れ去られちゃう……!
わた、私の先生なのに……!
先生先生、先生、先生、先生……!
……いい?
やったぁ……♡
じゃあ、先生もオーケーしてくれたことだし……
先生、耳かきしてあげる☆
……なんでって、先生は私のそばにいてくれるだけでいいんだよ?
でも、それだと先生も困惑しっぱなしじゃない?
それに、私の都合で捕まえてるわけだし……
だから、先生のこと、癒してあげようと思って!
いいよね? 先生♪
うん、ありがと!
じゃあ、ちょっと頭借りるね!
あ、本当に借りるわけじゃないよ
//ミカが先生もの頭の下に太ももを滑り込ませ
んしょ、こうやって、膝枕にしてー
あ、最初は右を上にしてね
//右耳を上にする
//以下ミカがは右耳に話しかける
ふふ♪
それじゃあ、やってくよー
//右耳かき開始、任意時間無言
んー、やっぱり先生って忙しいのかな?
……あっ、いや、耳が汚いってことじゃないよ!
ただ、その……
さっきも、ゲヘナのところにわざわざ行こうとしてたし……
先生は、すごいね
嫌いな生徒なんて、いないんでしょ
//うん、みんな生徒で、自分は先生だから、と言う
……うー、そういう風に返されるとなぁ
それで、私も嫌いじゃないって言うんでしょ?
//うん、と言う
あはは……
本当、先生って……お人好しだよね
ううん、悪いとは言わないよ
でも、危ない目に合わないか、いつも心配なの
私の先生が、どこぞの学校に連れ去られたり、どこぞの生徒会に捕まったり、ひょんなところで撃たれたり……
先生、わかってる?
先生は私たちとは違って弱いんだよ? 撃たれたら死んじゃうかもなんだよ?
誰かに、奪われちゃう、かも……
ぅ、ぁ……先生が、先生が取られる、盗られちゃう……!
先生、先生、先生先生先生先生先生……
//ミカ! と叫ぶ
あ、先生……
あは、そうだよね
今先生は、ここにいる……私の膝の上にいるもんね
ごめんね、先生……私、弱いな……
もっと、もっと、頑張らなくちゃ……
//任意時間無言
//右耳かき終了
ん、これくらいでいいかなっ
あ、ちょっと待ってね
//ミカが自身の羽を一本抜き取る
んぅっ……
ん、よし
あ、先生
一応、耳の中、ふわふわの毛でなでとくねー
//数十秒梵天耳かき
ん、いい感じ☆
それじゃあ、次は反対だよー
ほら頭回転させてっ
//ミカが先生の頭を右上から左上にする
……わーお
先生の顔、お腹の真ん前になっちゃったね
……まぁ、見て減るものじゃないし、ごゆっくりどーぞ♪
私はその間、お耳を綺麗にしとくからねー
//左耳かき開始
//任意時間無言
んー、大漁大漁
これだけ取れると、耳かきのしがいもあるね
……ん? 恥ずかしい?
もう、いきなりなに言い出すの?
//至近距離囁き無声
先生と私の仲だから、気にしなくていーんだよ
それに先生だって、私のお腹、見てるじゃん……
だからおあいこだよ、おあいこっ
//それでも、この体勢も恥ずかしいと言う
//以下、声色が段々平坦に怪しくなっていく
……え?
なに? どうしたの、先生?
もしかして……私の膝枕、イヤだった?
先生、私がイヤなんだ?
……そう、なんだ……
//み、ミカ、待ってくれと言う
んふふっ、ふふふふ
そっか、私、先生にとってそんなのだったんだぁ……
ねぇ、先生?
結ばれない愛とか、悲恋とかってどう思う?
すごくすごく切ないよね……悲しいよね
私、そういうのはね、最後には、こうなればいいとおもうの
//低音至近距離囁き
そして、失恋した片方は、もう片方と一緒に、向こうの世界で一緒になりましたとさ
ねぇ、そのほうがいいよ
ヒロインがただ悲しんで、その末に独りで死んじゃうなんて切ないよ
だから、いまここで、同じ結末を辿ろうと思うんだ
//低音至近距離囁き
いい? 先生?
……誤解?
なにが誤解なの?
//先生が、嬉しすぎるけど、大人は喜びを出せずに恥ずかしがっちゃうものなんだよ、と言う
……あ、そ、そうなんだ、へぇー
じゃあ、さ
今のこの状況も、嬉しいってこと?
//そうそう、と言う
//戸惑い
……そうなんだ
あは、私、早とちりしちゃったみたいだね
ごめんね? なんだか話を進めすぎちゃって……
あ、そうだ、耳かきしっかりしないとねっ
//任意時間無言
//左耳かき終了
んー、おしまいっ
じゃあ、最後にー
//ミカが自分の羽を引っこ抜く
んっ……!
ん?
あ、これ?
うん、私の羽だよ?
先生のお耳は私ので綺麗にしたいから!
これがどうしたの?
//な、なんでもないよ、と言う
うん、ならお耳ふきふきするねー
//数十秒沈黙
うん、これでバッチリだねっ!
先生、お疲れさまー☆
でも、先生にとっては役得だったかな?
それとも、普通に癒されちゃった?
まぁ、どっちでもいいけどっ
それじゃあ……ふふ
少しこのままでいよっか
んふふ……ほら、目を閉じて、ゆっくりしてて、ね
私は先生が癒されてるのが見たいんだから
//数分間、膝枕で寝たまま
んー
先生、うとうとしてきたかな?
それじゃあー……♪
//ミカが先生の頭をぎゅっと抱きしめ、右耳元で囁く
//ミカの心音が聞こえる
……先生のこと、抱きしめちゃった
……どう? 私の、ぎゅう
ちょっぴりだけ、羽も当ててるから……もふもふしてると思うんだけど
どう? 私の抱擁と言うか……
//その、ミカ……不味くない? と言う
なにが?
もしかして、生徒と一緒に寝てる、しかもぎゅって抱きしめられてるのがヤバイ~って思ってるの?
//そ、そうじゃなくて……! と言う
//低音
……先生?
……私と寝るのがイヤなの?
//あの、言い方……と言う
言い方?
//静かに怒りヤンデレながら
ねぇ、先生……
さっきからおかしいよ?
//ミカの心音が速くなる
やっぱり、私のこと、イヤだった?
こんな風に抱きつかれるのも気持ち悪い?
先生が私を引き受けてくれたのも、もしかして他の生徒にいい格好するため?
そうなの? そうなんでしょ? ねぇ? ねぇ?
んふふ……先生、イヤなんだ……
そっかぁ……
ねぇ、先生?
今、私、すごく幸せなの
先生を胸に抱くことができて、すごく、すごく心が暖かいの
……それに、先生は私の味方なんだよね?
//う、うん、と言う
なら、先生
私がこのままぎゅってしててあげるから……
一緒に、永遠に眠ろう?
大丈夫、私が全部してあげるから
きっと二人だから、気持ちよくいけると思うんだ
//や、やめて……!と言う
//低音
……先生
私はもう、耐えられない
だから、ごめんね
このまま……まずは先生を眠らせてあげるね……
おやすみ、先生
//ミカ! ミカが一番好きだからやめて! と言う
…………
それは、本当?
証明できる?
//わかった……ミカに愛を誓うから……、と言う
……言ったね?
//詰問するように
私の味方なだけじゃなくて、先生の一番は私なんだね?
撤回させないよ?
私、先生が思ってるよりずっと重いよ?
それでも、いい?
//わかった、わかったから助けて、と言う
……わかった
いいよ、先生の頼みだもん
//突然喜びが溢れ
んふ、んふふ、ふふふふふっ♡
やったっ♡ 先生が、やっと私のものになったっ♡
絶対だよ? 絶対だからねっ?
ふふっ、うふふふっ……
それじゃあ、今日ははじめての夜、だね……?
うふふ……愛してる、先生♡
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