イケメン姉がぎゅってして慰めてくれる

お、お帰り


もうご飯できてるよ


今日は君の大好きなハンバーグだ


……お? どうしたのかな


なにか、嫌なことでもあった?


ふふ、なんでもないなんて強がらなくていいさ


僕の弟くんだろ? 話してみなよ


僕がすっきりさせてあげるからさ


……うんうん


そっか


それは嫌だったね


とっても嫌なことだ


だから、はい


……ほら、僕の胸に顔、当てて?


自慢じゃないけど、それなりにはあるから、落ち着くんじゃないかな


……実の姉のじゃイヤだ?


ふふ、なんでもイヤイヤ言っていられるのも今のうちさ


ほらっ!


……ふふ、暖かいだろ


顔全体が柔らかくて気持ちいいんじゃないかな


……ん? 別にイヤじゃないよ


弟くんの気持ちが落ち着くんだったら、これだって役に立つってものさ


ふふ、前はこんなのいらないって思ってたけど


でもま、僕の胸はこういうときのためにあるのかもね


//以下右囁き


いいんだよ、姉に甘えても


幸い、僕には包容力があるからね


ふふふ、安心するといいよ


よし、よし


人肌を感じてたら、少しはマシになってきたんじゃないかな


今はいいんだ、ゆっくりして


また頑張らなくちゃいけないときが来るまで、全部忘れて姉に甘えるんだ


ふふ、よぉし、よぉし♪


僕がついてるから、なにも気にすることはないよ


よぉし、よぉし、よぉし、よぉし……

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