ヤンデレお嬢様が「恋人料」を払ってくる……
~~~~お知らせ~~~~
明第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテストに参加しています!
こちらの参加作品はこれです!
https://kakuyomu.jp/my/works/16817139555866901095/episodes/16817139555971548502
皆さん! 力を貸してください!
どうか、読者選考に残れるよう、レビューや応援、一言でも良いのでコメントなどなど!!!
何卒宜しくお願い致します!!!!!!
よろしくお願い申し上げます!!!!!
~~~~~~以下本編~~~~~~
んふふ♪
今日はね? 私の屋敷で美味しいデザートを作ってもらったの
さ、食べてみて? 恋人らしくあーん、してあげるから♪
はい、あーん♪
んふふ♪ どお? 美味しいかしら?
実はね? 私も少しだけお料理を手伝ったの♪
ちょっぴり隠し味を……んふふ、ふふふふふ♪
あぁ、これ? そうそう、それがあってちょっと切らなくちゃいけなかったから……ふふ♪
自分の彼氏に、自分の作ったものを食べて貰える……
こんなに幸せなことはないわ♪
ねぇ? あなたもそう思うでしょう?
……え? 血飲ませ代?
もう……せっかちなんだから♪
後で請求してくれればまとめて払うのに
でも、言わなければ気づかなかったでしょ?
え? 気づいてた?
まぁ……♡ 私の愛、気づいてくれたのね……!
やっぱり、あなたを恋人にして良かったわ♪
ん? なぁに? どうかしたの?
恋人料……?
あぁ、そういえばすっかり忘れてたわ♪
んふふ、あなたと過ごしていると恋人ごっこしてることなんてすっかり忘れちゃう……
こうして私の愛にも気づいてくれるし、私が求めたことぜぇんぶやってくれるし……
はぁ……でも、ごっこなのよね……
はい、今月の恋人料
しっかりよろしくね? 私の恋人さん♪
他の男たちはみぃんな逃げちゃったから……どうしてなのかしら?
だって、見た目は全然問題ないでしょ? 最初は私にもいっぱい告白が着てたの知ってるわよね?
なのに、少し経ったらパタッといなくなって……
私、来てくださった方々を全員愛してあげただけなのに……
ねぇ、あなたはどう思う? 私、もしかして不細工? それとも酷い性格?
そこは問題じゃない……?
そう♪ ならおかしいのは彼らってことね♪
けど、あなただけは私のとなりにいてくれるの……んふふ♪
はぁ……好き、好き、大好きなの……
恋人じゃきかないくらい、もう愛してしまってるの……
ねぇ……? 恋人料、もっと増やして欲しい……?
良いわよ? もぉっと増やしてあげても……
ただ、これからは私と一緒に住んで、この紙にサインしてくれれば
ん? どうかしたかしら? 顔をひきつらせて
ん? 婚約届……?
……えぇ、それがなにか?
だって、恋人よりももっと欲しいのなら、あなたの全てをいただく必要があるのよ?
なら、恋人よりももっと上の関係と言えば……もう、夫婦しかないわよね♪
んふふ、ふふふ……なぁに? 拒否するの?
なら、恋人料もなし……婚約を申し込んだのに破棄されちゃったら、もう恋人ではいられないものね?
当たり前でしょう? 私は今、結婚を申し込んでいるの
それを受けるか拒否するか……
でも、あなたには選択肢があるわよ?
一つ、私を受け入れて、毎日夫婦として愛し合うか……
もしくは……
あなたを一生逃がさないように、地下室で夫兼奴隷として飼い殺しにするか♡
んふふ♪ 私はどちらでも良いわよ♪ だってどっちでも幸せなんですもの♪
あら……今さら解放されると思って?
//低音有声囁き
あまり私を舐めないでください
私、あなたに恋してしまっていると申し上げたはずです
なら、どうして唯一無二のあなたをみすみす逃す必要があるの?
……さ、どうしますか?
//幸せそうに
私からお婿さん料を貰って、ずっと幸せに暮らすか♪
//低音
私から何も得られず、ただ地下室で繋がれてペットのようにいいように扱われるか……
//低音有声囁き
さぁ、選びなさい? 絶対に逃がさないから
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます