閉じる
表示設定
目次
お姉さんが勝手に部屋に入って悪さをするのでわからせた
んふふ～ん♪
って、あれ？ お姉ちゃんに何か用？
ほら、そんなところに立ってないでさ、お姉ちゃんの部屋に入りなよ
も～少しびっくりしたよ？ そんなところに立ってて
お姉ちゃんって一言声かけてくれれば良かったのに
で、お姉ちゃんが気付くまで立ってた理由は？
……え？ 部屋に勝手に入らないで欲しい？
どういうことかな？
あ、もしかしてー、見られたら不味いものでもあるの？
うんうん、君もお年頃だからそういうのはあるよね～、お姉ちゃんはわかってあげるよ？
でも、お姉ちゃんは勝手に部屋には入ってないよ？
……証拠？
例えば？
……モノが色々なくなってる？
いやいや、それをお姉ちゃんのせいにしないでよ
どうせ失くしたんでしょ？
……部屋を調べさせてもらう？
い、いや、あんたさぁ……
あんたがどれだけ疑わしいって思ってても、流石に年頃の女子の部屋を漁るのはどうかと思うよ？
私は弟君を、そんな変態扱いしたくないなぁ～
だから、お姉ちゃんのことは諦めなさい、ね？
……それに万が一出てこなかったらどうするつもり？
//甘く無声囁き
危険な賭けだし、止めた方が良いと思うよ？
それでもやる？
……ま、どうぞ？
って、初手そこいく？ えっちょっ
…………
//動揺
な、なんでだろうなぁ？ 弟君の下着が一杯……お姉ちゃんは何も知らないよ？
俺の下着とは言ってない？
ぐっ……！
わ、わかったわよ！ 悪かった！ 私が悪かった！
……ね？ 反省してるし全部返すから……
え、使用済みの下着なんか要らない？
い、いやっ、あっ、それは……
……え、えへへ……
ご、ごめん、お姉ちゃんが欲しいものなんでも買ってあげるから……
パパとママにだけはやめてッ！ 終わっちゃう！ お姉ちゃんの人生終わっちゃうぅぅぅっ！
いい子キャラで通してるのにそれだけはほんっと不味いから！
ね？ な、何が欲しい？ お姉ちゃんができることならなんでもするよ？
ほ、ほら、あんた彼女欲しくない？ そしたら今なら両想いになれる気がするんだぁ……
ね？ 良い話でしょ？
……ふざけるな？
ね、お願いだから……一回落ち着いて話し合お？
そんな気はない……？
……
じゃ、じゃあ、さ……
もう君のパンツも君自身を奪っても同じだってことだよね♡
//押し倒し
ほらっ、抵抗、すんなって♡
お姉ちゃんに勝てる弟なんかいないんだからさぁッ！
あははっ、夢だったんだぁ♡ 弟くんを押し倒して私のモノにするの♡
もう下着とかじゃ満足できなくなってたところなんだよねぇ……
でも、どうせバレて怒られるんならさぁ、
どこまでやっても一緒だよね？
んふふ……お姉ちゃんはわかってくれると思った？
残念……私はね、君を手に入れられるならどうだっていいんだよ
//低音無声囁き
もうバレて良いんだから、精一杯声出して私を楽しませなよ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます