ヤンデレイケメン高身長女子がお姉ちゃんになって逆NTRしてきた

やぁ、ちょっといい?


……やめてくれ? ふふ、ひどいなぁ


ただ、僕は用事があるだけなんだけど


それに僕たちはクラスメイトで友達じゃないか


肩組みくらいいいだろ?


……わかってるし了承しないし、離れろ?


そんなつれないこと言わないでくれよ


な?


……良いから来いって言ってるんだよ、僕をイラつかせないでくれないかな


あはは、びくってした?


いいねぇ、僕でちょっと気持ちよくなっちゃったんだ?


ならさ、もう僕のモノになっちゃえって


いいじゃん、こんなに尽くしてあげようっていう彼女、他にいないよ?


おい、そっち見るなよ、顎おさえつけてもいいの?


はぁ……


なに? なんでそんなに今の彼女に執着するの?


将来を誓い合った仲って訳じゃないんでしょ?


だったら僕とも遊ぼうよ


絶対に僕の方が良いって言わせてあげる


どう? 僕に一晩、体貸してよ


……イヤ?


良い? わかってる?


君に相応しいのは僕の方なんだよ


彼女とどういう風にデートしてるのかとか知ってる上で言ってるんだからね?


いっつもムカつくんだよね、君の彼女とやらにさ


そこはそうじゃないだろって指摘したいし、君が喜ぶのはもっとこうでしょとか


あぁ、彼女に言いたくないね、だってそれじゃ応援してるみたいだし


僕の方がもっと君に合わせてあげられるってことだよ


僕の方が君のことを何倍も知ってる、君に聞かれなくたってなんでも知ってるよ?


もちろん彼女だって君の好物とかは知ってるだろうけど、生活パターンから君のパンツの柄まで、果たして彼女は知ってるのかな?


……ふふふ、まぁそういうことだよ


それに、君のして欲しいことだってしてあげられるのは当然だよね


彼女は未だに君にリードされてばっかりで、君は満足できてなさそうだけど


どうする? 私なら君を絶対に満足させるよ


今ならきちんと愛し合えると思うんだぁ……♪


だから、僕のお願い、断らないよね


ね?


……断る?


なんで……? なんで、なんで、なんでだよ……ッ!


おかしい……はは、君はおかしいよ


だって僕を選ばない理由なんかないだろ?


……今の彼女を捨てる理由もない?


ダメだ、ダメだダメだダメだ!


僕が二番目だなんて絶対にダメだ!


いいだろ! そんな女捨てて僕のところに来てよ!


顔だって体だって君の為にあるようなものなんだ


それに、僕だって心の底から付き合いたいって思ってる、のに……


だめ、かい?


そ、っか……


後悔はない?


もう二度とこんなチャンスはないよ?


はぁ……わかった


じゃあ、ね……


//場面転換


//以下4行ドア越し

ごめんね、入っても、いい?


うん、そう、君の新しいお姉ちゃんだよ


ちょっとだけ準備してたら遅れちゃって……


じゃあ、入るね


//ドア開け


んふふっ♪


これからよろしく、クラスメイトくん


あはは、凄いびっくりしてるね?


可愛いなぁ……♪


大丈夫? 僕の胸で甘える?


お姉ちゃんのモノになってくれたらいいよ


あはは、驚きを通り越してちょっと絶望してない?


なんだよその目は、お姉ちゃんになんて態度取るのかな


どうして? なにそれ、僕に聞くの?


お父さんとお母さんに聞きなよ


何も不思議じゃないよ、二人が再婚して、僕たちが姉弟になった、ただそれだけ


だからさ、受け入れなよ


僕が君のお姉ちゃんで、君が僕の弟くん♪


これから姉弟、仲良くしよぉねぇ♡


出ていけ?


ふぅん、そういうこと言うんだ?


悪い弟は躾けなきゃだね


じゃあ、早速だけど……


僕のパンツ、ここに置いとくね


……あーっ、いっけないんだぁー!


弟くんが新しいお姉ちゃんのパンツ盗んだぁ


……卑怯? なにが?


僕の告白を振ったひどい弟君は誰だよ、おい


ねぇ、僕言ったよねぇぇ?


もう二度とチャンスないよって


あんなに優しくしないって意味なんだけど


だから、僕頑張ったんだよ!


どうやったら結ばれるのかな、合法的に一緒になれるのかなって


そしたら、姉弟になればいいんだって気付いたんだよ


あはは……けど、邪魔も多かったなぁ


まずは僕のパパと君のママでしょ?


……ん? 君のママは事故で死んだの?


あー……じゃあ、そういうことで♪


幸せな妄想の方が良いもんな


お姉ちゃん、そういうのも良いと思うよ


それにパパとママを頑張ってくっつけて、結婚させて……


どうやったか? あはは、どうでもいいことが気になるんだね


いつまでも恋愛だとかだるいことさせてたらどうしようもないでしょ?


だからさっさと籍だけ入れさせたってわけ


そしたら、あら不思議ぃ……


……僕たち、パパとママもお揃い、苗字もお揃いだねぇ♡


あははぁ♡


彼女よりも先に君の苗字ゲットしちゃったぁ♡


一つ屋根の下で暮らして、毎日一緒の部屋で生活しようねぇ♡


……それじゃあ、あとはわかるかな?


弟くんはお姉ちゃんの言うこと、聞かなきゃダメなんだよ


パパもママも、僕の味方をしてくれる……


君の居場所は僕の隣だけ


君はもう僕のモノだ


それじゃあ彼女と別れてきてね、この家は恋愛禁止だから


あ、けど、それじゃあ男の子としては辛いよね


だから、その代わりに良いルールがあるよ


お姉ちゃんと弟くんはどろどろに愛し合っても良いってルール♪


もちろんパパとママ公認だよ、よかったね


隠れて付き合う訳じゃないから、一杯声、出してもいいよ


お姉ちゃん、お姉ちゃんって一杯甘えて良いからね


……ほら、甘えにおいで?


……甘えろよ


それともどうする? まだ足りない?


君を社会的に一回殺さなきゃダメかな?


僕は君と結ばれるならなんでもするよ?


今回は姉弟になるだけにしてあげたけど……


ほら、早くしてよ


あははぁ……♡ やっと甘えてくれた、私の弟くん♪


これからいっぱい仲良くしようね♡


ほら、手も繋ごっか


両手と、指、解けないように絡めて……


それじゃあ、そのままゆっくり後ろに倒れて……


……いいから倒れろ!


僕に押し倒されろ! 押し倒されて姉のモノになれッ!


姉のモノじゃない弟なんかいないんだからな、よぉく覚えとけよ!


んふふ、それじゃあ僕の弟になった記念に、なにをしようか?


僕のモノだっていう印もつけたいよね


あぁ、それに彼女のことも忘れて欲しいし、なんといっても姉に服従できるようにもしたいね


あー、それじゃあ、家族旅行に行ってることにして、二人で学校さぼろっか


その間にお前を僕のモノとして調教してやるか


ふふ……それじゃあ、たっぷり弟としてわからせてあげるね?


んふふふふふふふっ♡

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