49.殺気だった目
1月25日。本日のお題「殺気だった目」
***
『気合いなんて全然入ってないやつなのに』
日曜日、暇をもて余したあたしはクッキーを焼いた。
次の日、休憩時間に同じ部署の人達にお裾分けして一緒に食べていたら、そこに営業の上原さんが!
誰よ、「うちの中野が作ってきたんだよ」なんて勝手にすすめてるのは。
うわ、上原さんが食べてる!
もう、目が離せないわ。
お口に合うかしら?
***
営業の上原さん、再び。
薄い水色ワンピを着ていた中野ちゃん、あの新年パーティーでは話すのが精一杯でした。
「美味しいって、絶対お世辞だわ」
「上原さんが食べるってわかってたら、もっとちゃんとやったのに・・」
人生ってそんなものだね。
ってか、中野ちゃん、どんなクッキーを持ってきてたんだよ(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます