　FireHD8Plus第10世代のCPUはARMです。

　ARMはスマホやタブレットに多いCPUです。

　パソコンのIntelやAMDの32ビットCPUのx86や64ビットCPUのx64(x86-64)とARMは異なります。

　FireHD8Plus第10世代のARMのABI(アプリケーションバイナリーインターフェース)は32ビットなので、FireHD8Plus第10世代は32ビットCPUです。

　ARMv8から64ビットCPUにARMは対応したので、32ビットCPUのFireHD8Plus第10世代はARMv7以前に成ります。

　そのため、もしFirefoxの.apkファイルをFireHD8Plus第10世代にインストールする場合は、例えば、2023年7月13日時点では、fenix-115.2.0.multi.android-armeabi-v7a.apkを公式サイトから選んでダウンロードしてインストールするようです。fenixはFirefoxのコードネームです。2023年7月13日時点の最新のFirefoxは115.0.2です。ベータ版やベータ版を意味するbがバージョン番号に含まれている.apkファイルは正式リリース版ではないので選ばないようにしましょう。armeabiのeabiのeはembedded（組み込み)のeです。ARMにはeabiよりも古いoabiが有るそうです。oabiのoはold(旧)のoです。

　ただし、.apkファイルでアプリをFireタブレットにインストールした場合は、修理保証などの保証の対象外に成ってしまいますし、Fireタブレットに不具合が起きてもサポートを受ける事ができなく成ってしまいますし、サポートに相談してはいけません。.apkファイルでアプリをFireタブレットにインストールする人は自己責任でお願いいたします。著者は一切の責任を負いません。

　ただ、例えばDMMブックスといったアマゾン以外の電子書籍をFireタブレットで見たい場合は、アマゾンが多分、競合他社のためアプリを提供してくれないので、.apkファイルでアプリをFireタブレットにインストールする以外の手段は無いんですよね……。

　ちなみに、インターネットにはGoogle Playの.apkファイルをFireタブレットにインストールするための情報が多く存在しますが、Google Playの.apkファイルを配布しているのはグーグルではない違法な人による物なのでウィルスなどの危険が有りますし違法のようですし、グーグルはグーグルのアプリをアマゾンのタブレットにインストールする事を公には認めていないので規約違反でグーグルのアカウントがバンされても文句は言えないようですし、アマゾンはグーグルのアプリをアマゾンのタブレットにインストールする事を公には認めていないので規約違反でアマゾンのアカウントをバンされても文句は言えないようです。

　2023年7月15日時点までで、グーグルのアプリをアマゾンのタブレットにインストールしてアカウントがバンされた人はいないようですが……。

　また、DMM動画プレイヤーなどGoogle Play開発者サービスというプログラムを利用している一部のアプリは、FireタブレットにはGoogle Play開発者サービスがプリインストールされていないため、規約などに違反してGoogle Play開発者サービスをFireタブレットにインストールしない限り、DMM動画プレイヤーなどの一部のアプリはFireタブレットにインストールしても動きません。