第16話 冬の花火

「花火は冬の方が綺麗らしいよ。」


「空気が澄んでいて、綺麗に火花が舞うからね。」


「ということで、テッテレッテッテッテー。花火〜。」


「どこですんのさ。」


「あっ、、、」


「線香花火だけなら付き合ってあげる。」



「本当に詰めが甘いよね。マンションでどうやってやるのさ。」


「ニュースでやってたから。」


「でも、ありがと。」


「?」


「私のこと考えて買って来てくれたんでしょ?それにこんなに綺麗だし、この時間が1番幸せだから。」


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