第15話 ダークエルフとエルフのシャーマン(2)
でッ、刹那! 断末魔! 物々しい。殺伐とした絶叫、声が鳴り終わりではないか?
「ううう……」と。
唸り声が多々漏れ聞こえる中で、今度は?
〈ドドド〉
〈ダダダ〉と。
荒く、激しく、勢いある足音が多々聞こえてくる。
「行けぇえええ~!」
「進めぇえええ~!」と。
女性の声……。
それも? 大変に若い女性。思春期頃の世代の少女の甲高い声での声音での物言い。下知と言う奴が聞こえてくる。
そして聞こえ終えれば──。
「うわぁあああ~」
「やぁあああ~」
「とぉおおお~」と。
老若男女問わず、大変に威勢、勢いある声が多々と一緒に沢山の足音が聞こえてくる。
でッ、その後は?
当たり前の如く『ドン!』だ。『ドン!』、『ガン!』、『ガシャン!』と、『ガンガン』と、大変に鈍い音──。
そう? 石や骨? 銅? 中には鋼の武器……。最強の強度と強さを誇る武器を所持する者もいるのだろうか?
まあ、とにかく? この広大な荒野、というか? 草原の中から鈍く、物々しい音と、荒々しい怒号! 怒声! 罵声からくる荒く、物々しい台詞や歓喜──。刹那に生じて起きる悲痛な声音での許し、嘆願、命乞い。絶叫! 断末魔! が至る所から響き聞こえてくるから注目──。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます