なぜ、女の子のおっπは "小さい/大きい” 方がいいのか?
藍坂イツキ
前編「女の子のおっπは大きい方がいいに決まっている」
今から話す命題は決して下ネタではない。
なぜなら、胸は前を向くようについていて、上に、上半身についているからだ。
この命題を考えていくにあたって、結論から述べていこうかと思う。
おっぱいは大きい方がいい。
これは変わらない事実である。
すべてがひっくり返って、神が憤怒し、天変地異が起こり、一騎当千の四面楚歌が起きようともその現実、事実、真実……根幹そのものは変わることはない。
ここだけは譲れない。
この基板だけは絶対に覚えておいてほしい。
そこで、結論を紐づける理由は二つある。
まず一つ目の説明から行ってみよう。
皆はおっぱいを見たことはあるだろうか?
あるか、ないか。
YESかNOか。
簡単なニ択さ。
勿論、僕はある。
とはいえ、この質問自体おかしなものだろう。
なぜか、それは人間生まれるときに母親を見るからだ。
ここで自分は見なかったと言ったやつ、君にはあとで体育館裏に来てもらおうか。世界の何たるかを調教してあげよう。超巨大なおっぱいに掛けてな。
ははっ、今のは忘れてくれ。
どうやら滑ったみたいだ。
とりあえずだ。そんな屁理屈を言うクソガキはその辺にでもほっぽり出しておいていいな?
さあ、続きを話そう。
さきも言った通り人間は誰しもおっぱいを見る。それはたったのコンマ数バーセントの場合を除いて、99.9999%の割合で見るに違いない。ソースはないが、僕はそう思う。出典? そんなものはいらない。僕の胸の中の神様がそう言っている。
初めて見たおっぱいはどんな感じだったろうか?
きっと、そんな記憶はもう覚えていないだろう。当時は当たり前だし、今は簡単に見ることだってままならない。しかし、その事実はある。
ミルクを飲むためにおっぱいを見たり、お風呂に入れてもらう時におっぱいを見たりと僕たち人間は母親のそれを見ているのだ。
つまり、今、大人になった僕らや未だ思春期真っただ中の中高生が見たいと思う理由とはかけ離れている。
まあ、ここで言う僕たちが求めている理由は世間一般で言う……所謂「スケベ」な面での理由だろう。あぁ、ちょっと訂正しようか。
あの綺麗な曲線美が見たいとか、沼の様に沈む弾力を感じたいとか、触れた瞬間に溶けある心を感じたいだとか、バストとウエストの富士山級の高低差が見たいだとか、はたまたキリマンジャロ、モンブランの棘のあるような突起を開拓したいだとか……その理由は様々だ。
まあ僕が求める理由はまさに二つ目の理由となる沼な話だからここでは伏せておくが、とにかく僕たちは——そんな視覚や聴覚、そして触覚で捉えられるような理由でおっぱいという側面、外面を求めている。
しかし、赤ちゃんの頃はどうだっただろうか。僕たちがこの世に人間と誕生し、両親や親せきに祝福され、神の銘を受けて誕生した瞬間、その激動の数か月の頃はどうだろうか?
母親と父親が一生懸命性を感じ、生まれてきた僕たちはまず何をしたか?
そう、君たちも気づいただろう。
赤ちゃんは泣くのだ。息を吸いたい、生きたいと……地に生まれた喜びを開放し、母親のおなかの中でため込んだすべてを声に載せて響かせるのだ。あの、悲痛と快感を乗せたハーモニーはこの世のどこを探して到達はできない。
あれはまさに……生の讃美歌なのだ。
僕たち腐りきった大人に一つだけ与えられた浄化の歌である。
あの瞬間、人間は誕生するのだ。
そして、大事なことはその後、誕生した後にある。
次に、赤ちゃんは何をするのか?
正解は————おっぱいを吸うのだ。
なぜ吸うのか? おじさんが気持ち悪い口をちゅぱちゅぱするのと一緒か? いやはや、僕にも吸いたい気持ちはあるが……違うよな?
あれは、赤ちゃんが——生きたいと思っているからだ。
命を育む。生を謳歌する。
それが女性が持つ生を謳歌する唯一の個性、いや天賦がもたらした才、プレゼントなのだ。
つまり、一つ目の理由にたどり着く。
生が詰まった、生きている証、いや生きるための栄養を詰めた塊であるおっぱいは大きい方がいいに決まっている。万有引力の法則が言うように、質量を持てば持つほど、引っ張る力は強くなる。
我々が惹かれるように、我々という名の生命体が惹かれるように、生命、生自体も大きな大きなおっぱいが持つ質量に引かれるのだ。
そして、二つ目だ。
おっぱいは生を詰め込んでいるとも言ったが……それは内側の話だ。
今度は先ほども言わなかった外側の話をしよう。
世界に名を轟かせる芸術家「パブロ・ピカソ」も言っていた(かもしれない)。
「おっぱいは日々の生活で魂にたまった埃を洗い流してくれる」と。
まるで、天国のように思える温かさと柔らかさ、そして重さを含んでいるのだ。触るとぷるんと沈み、上下に揺れ、左右にも揺れ、その度僕たちの視線は上下左右いろいろな方向へ霧散していく。
まさに、唯我独尊。
我が道を行くのがおっぱいだ。大きければ大きいほどにその我が道は太く、濃く、そして輝いてくれるのだ。
まさに女性を意味する塊が巨乳、大きなおっぱいなのだ。
我々男どもを包み込み、愛を表現し、大地の様にぬくもりを感じさせ、谷間という天の道、神の道を見せてくれる巨乳こそがすべてを語っている。
胸が大きいから肩が痛くなる。男たちからの視線が集まる。
と世の女性が言うが、それはその重さを一心に背負うからだ。あの曲線美から醸し出させる色っぽさを持つ代償こそがそれなのだ。だからこそ、我々男は敬わなければならない。
常に助け、労わり、そして愛する愛心が必要だ。
つまり……何を言いたいかというと、何が何でも。人間を高みへ連れていってくれる大きなおっぱいこそが嗜好であり、至高なのだ。
したがって、今回の命題。
いや、使命と言った方がいいだろう。人間が生きていく上で解決していない問題に首を突っ込んだ一人の若者である僕が追求した森羅万象の答えを披露する時間だ。
結論を言おう。
おっぱいは大きい方がいいのである。
この、大きなおっぱい、巨乳との付和雷同な出会いを無駄にするような生き方はしないでほしい。
常に胸の様に前を向き、上を向き、垂れることなく……生を謳歌してほしい。
秘密は、正解は、生命は……世界に存在するすべては……平和の象徴、「胸」にあるのだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます