(二)-18
その後、三人は新宿三丁目の方へ歩いてゆき、カラオケ店に入った。
部屋に入ると、ドナルドが回すカメラに向かって簡単な自己紹介をしてもらった後、ナオミが質問するという形式でインタビューが進められた。
三〇分から一時間程度で終わる予定だったインタビューは、収録を始めてから三時間近くが過ぎたところでようやく終えた。
カラオケ店を出て、店先で別れを告げようとしたとき、ナオミは次に行く場所のことも考えていた。そのときふと、坪井千代のことを思い出した。
(続く)
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