レクサス・IS200t(教習車)
高速教習で1度だけ乗れた、レクサス・IS200t。今でも強烈に覚えている1台です。
いや、もう普通は教習でレクサスに乗るなんて、あり得ないことだと思います。が、私が通った教習所では、高速教習で1度だけ乗せてもらえたんですよねぇ、レクサス。
とりあえずスペック(概要)はこんな感じ。
パワートレイン:2.0L、直4ターボ
馬力・トルク:245ps/5800rpm、35.7kg・m(350N・m)/1650〜4400rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8AT
サイズ・重量:4680× 1810× 1430mm、1630kg
最小回転半径:5.2m
燃費:13.2km/L(JC08モード)
とりあえず、乗ってみての感想はもうとにかく「スゴい」。初めてこんな高級車に乗ったというのもあって、あらゆるところに関心しっぱなしで。シートやインパネ周りの質感、そしてドアを閉めた音から感じる重厚感。ドアを閉めると、周りの音が全然聞こえなくなる遮音性。エンジンが動く前から、「格」というものを感じました。
さて、じゃあ走り出してみると……、フロントノーズがどこまであるか分からない(汗)。今ならそんなことは無いと思いますが、当時はまだカローラアクシオしか運転したことがありませんでしたし、アクシオにはポールが付いていたけれどレクサスにはそれも無し。まあ、単純に高い車だということもあって、ド緊張でした。
街中の取り回しはちょっと苦労しました。やっぱり車幅が広いので行き違いにはかなり気を遣ったし、カローラに比べればやっぱり大回りするので、ちょっと走りにくいなと感じました。が、このクルマ、やっぱり凄くて。パワーがあるのにスッと進んでくれるし、カーブを曲がる時の姿勢変化がめっちゃ少なくて曲がりやすい。走っていて「気持ち良い」っていうのはこういうことか、と思いました。
そして高速の合流でさらにその凄さを感じる事に。
教官「アクセル思いっきり踏みなさい! 一番奥まで!」
自分「えっ?」←加速しすぎるんじゃないかと思った
教官「失速する方が危ないから! どうせそんなに一気には加速しないから!」
自分「え、でも……」
教官「良いから思いっきり踏め!」
という会話があった後、言われた通りに一番奥までアクセルを踏み込むと、まあスゴい勢いで加速していくんですよ。いつターボが効き始めたかは分からなかったですが、あっという間にエンジンが吹けて(回転計を見る余裕は無かった)、力強く加速して。「踏みすぎ、緩めろ!」って教官に言われました……(内心、「いやいや、貴方が踏めと言ったんじゃないっすか……」って思いました)。ただ、まあとにかくパワーもあるので高速で巡航するのもラクだったし、高速に乗ってからはより一層その静粛性や安定感を実感しました。
良いクルマだったなぁ、IS。ただ、このサイズの車は自分には持て余すだろうしこの手のクルマを自分で所有することは無いと思うので、恐らく最初で最後のISだろうなぁ。良い経験をさせて貰えたな、と思います。
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