032:天斬
「まだ眠そうですね。大丈夫ですか?」
「しぃくんって朝が弱いんだね。なんかしっかりしてるから意外だったよ」
『いつもはちゃんと起きるのにね。今日に限ってどうしたのかしら?』
俺たちは今黒天を打った刀工『天斬』の元へ向かう電車に揺られていた。
その電車の中で、俺はあまりの寝不足でコックリコックリと船を漕いでいたのだ。
それを見た3人が、それぞれの感想を言っていたのだが、ぶっちゃけ俺がこんなにも寝不足なのはキミたちのせいなんだからな!
というのも、深夜に寝苦しいなと思って目を開けると、なぜか3人共が俺の布団の中に入って一緒に寝ていたのである。
右隣には黒衣がいて左隣には凛音、そして右足にしがみつくようにして瀬那がいた。
みんなスースーと気持ちよさそうに寝息を立てて眠っていたのだが、そのせいで俺は身動きが取れないし、眠りにだってつくことができなくなってしまったのだ。
なんであの時みんなを起こさなかったのか、今となっては後悔をしているが、あんな気持ち良さそうに寝てる女の子を起こす勇気なんて俺にはぶっちゃけない。
男だったら普通にぶん殴れるのにな……。
そんな感じで車中ずっとウツラウツラとしていると、気付いたら目的の最寄り駅まで到着していた。
しかし、ここからがまた遠かった。
バスで揺られること50分、そして下車してから徒歩で2時間という恐ろしい場所に天斬がいる村はあるのだ。
俺と黒衣は体力的には全然問題はなかったし、瀬那に関しては影の中に入ればいいのでどうとでもなった。
しかし、問題は凛音だ。
もちろん場所は把握していたが、まさか車一台がなんとか通れるレベルの山道を、2時間も歩くとは想定をしていなかったようで、歩き始めて30分もすると凛音の体力は底を突いてその場に座り込んでしまったのだった。
俺としては、むしろ30分もよく歩けたなと感心していたのだが、凛音は足を引っ張ってしまったことが悲しいらしく、目に見えて落ち込んでいた。
ここから恐らくもっと険しい山道を登ることになるだろう。
なので、凛音におんぶするよと提案をした。
この提案に驚いたのか、顔を真っ赤にさせながら手をブンブンと振り、「え? そんな……。ダメだよ……」なんて小さな声で呟いている。
昨日俺の布団に潜り込んできた人と同一人物とは思えなくらいの狼狽えようだった。
つか、なんで布団に入るのは平気なのに、おんぶはダメなんだ?
俺はシンプルに疑問を持ったのだが、まぁ理由を聞いてもよく分からないだろうから質問するのはやめておいた。
―
「ねぇ、私重くないかな? 無理しないでいいからね」
「いや、全然重くないから大丈夫。体力は人よりもあるだろうから心配するなって」
実際小柄な凛音の体はめちゃくちゃ軽かったので、おんぶで山道を歩いても疲れることは全然なかった。
っていうか、今まで気付かないフリをしてたんだけど、凛音のおっぱい大きくない?
柔らかな2つの感触が、背中に当たってちょっと色々と大変なことになってるんですが……。
凛音って普段は三つ編みでメガネという、男ウケのしない野暮ったい感じで学校に来てるのに、プライベートだと髪を下ろしてコンタクトにしてるんだよな。
そうするとビックリするくらい可愛くなるから無駄にドキドキしてしまう……。
以前「学校でも今みたいにしたら人気者になれそうなのに」と言ったことがあるのだが、「嫌だよ。別に人気者になりたい訳でもないもん。そんなことよりも、しぃくんと一緒にお話してる方が私にとっては有意義な時間になってるしね」と言って断られてしまったのだ。
そんな感じで俺は煩悩と戦いながら山道を登っていくと、急に目の前が開けて大きな建物と民家が立ち並ぶ思ったよりも大きな村に辿り着いた。
―
俺たちが村の中に入って歩いていると、「お前たちどこから来た!」と顔を黒く汚した中年のおじさんに強い口調で問い詰められる。
ちなみに村に入ってから、おじさんが現れるまでの所要時間は約10秒だった。
「杜京から刀工の天斬さんに会いたくて伺いました」
「天斬ぃ? お前らもハンターってやつなのか? あのダメ刀工に会ったっていいことなんて何もねぇぞ?」
ダメ刀工?
黒天を打った刀工の技を引き継ぐ職人に対して、ダメ刀工と言うってことは、もうすでに技は廃れてしまっているのだろうか。
「まぁ、教えてやるけど、ガッカリするんじゃねぇぞ。たまにお前たちみたいな奴らが、刀を打って欲しいって言ってくるんだけどな、全員が決まって怒って帰っていくんだわ」
「――そうなんですね。それでもお話をさせて頂きたいので、ぜひ紹介をしてください」
口は悪いけど、意外と親切だったおじさんに案内されて、俺たちは天斬がいる建物の前に立っている。
「しぃくん。大丈夫かな?」
凛音が不安そうな顔をして、俺の顔を覗いてくる。
「まぁ、なんとかなるだろ。とりあえず話を聞いてみないとな」
ドアのノックすると、「はーい」と優しそうな女性の声が聞こえてきた。
「どちら様ですか?」
「あの、私たちは天斬さんに刀を打って頂きたいと思ってまして。ぜひお話をさせて頂けないでしょうか?」
すると先ほどまで明るい顔をしていた女性に影が差す。
「そうなのね。だけど、今はちょっと話とか難しいかも……」
「そこをなんとかお願いします。今日は少しお話をさせて頂くだけでも良いんです」
「うーん。じゃあちょっとだけ聞いてみるわね」
そう言うと女性は家の奥に入っていく。
そして10分くらい家の前で待っていると、ドタドタと激しい足音を出しながら、奥から一人の男性が俺たちに近付いてくる。
その男性は、40歳くらいだろうか?
髪の毛がボサボサに乱れていて、右手には一升瓶をぶら下げている。
まさか、この人が?
俺が天斬か確認しようと口を開こうとしたら、男の大きな声に阻まれてしまった。
「俺に刀を打ってもらいたいなんて、夢を語ってやがるのはお前らか? 俺がなんでお前みたいな若造に刀を打たなきゃならねぇんだ? 俺が打った刀はそんなに安くねぇんだよ!」
突然の拒絶に驚いてしまって、俺たちは口を開くことができずにん固まってしまう。
「そもそも、お前に刀なんて振れるのか? ハンターだか知らねぇけど、振れもしない刀を持ったって宝の持ち腐れだろ?」
天斬らしき男性は怒鳴るのをやめて、ニヤニヤと口を歪ませている。
俺が「でしたら俺の剣筋を見てください」と言おうと口を開こうとする前に、「……ないで」と俺の隣から聞こえてきた。
「なんだって、お嬢ちゃん?」
「ふざけないでって言ったの! 黙って聞いてたら言いたいこと言って! しぃくんの凄さも知らないくせに勝手なこと言わないでよ! しぃくんは凄いんだからね。日国で一番強い剣士なんだから!」
いつも大人しい凛音が、怒りの表情を浮かべながら男に向かって声を荒げる。
まさか、そんなに怒ってくれるとは思わなかった俺は、びっくり眼で凛音のことを見つめるが、評価してくれたことが素直に嬉しいなと同時に思った。
天斬の男性も凛音のあまりの剣幕に驚いていたが、少しすると我に返って「そ、そこまで言うなら剣筋を見させてもらおうか」と言ってくる。
その表情は、クラスメイトたちが俺のことを無能だと笑ったあの時にそっくりだった。
くっそ。
嫌なことを思い出しちまった。
だけど、冷静になれ。
せっかく俺の代わりに凛音が怒鳴ってくれたんだ。
その思いを無駄にするんじゃない。
「分かりました。私の剣を見て頂きたいのですが、そのために刀を一本お借りできないでしょうか?」
「ちっ。自分の刀も持ってねぇのかよ。――仕方ねぇ。ちょっと待ってな」
そういうと家の奥から、一本の刀を持って来た。
「ほらよ。昔俺が打った刀だ。お前には勿体無いが、それであの木を斬ってみやがれ」
そう言って指を差したのは、幹周が15mはありそうな立派な杉の木だった。
その巨木を見た凛音の顔が青褪める。
「ひ、酷いよ。こんなに太い樹を斬れるわけがないじゃない……」
「分かりました。あの杉の木を斬れば打ってくれるんですね?」
「あぁ、斬ることができたらな。だけど、斬れなかったら打たないのは当たり前として、もし刃こぼれとかさせたらその分弁償してもらうからな」
天斬の男性は斬れるわけがないと高を括っているのだろう。
先ほどからずっとニヤケ面のままだった。
黒衣は斬れて当たり前と思っているのか、落ち着いた表情をしているが凛音は未だに不安そうな顔をしていた。
そんな凛音に俺は「大丈夫だよ」と言って、杉の木の前までゆっくりと歩いていく。
杉の木の幹を見ると、嘗て挑んだであろう剣士たちの刀の跡が残っている。
「それじゃあ見ていてくださいね」
そう言うと、霊装を刀の周りに纏わせる。
アダルガイドを斬った時は、黒天を黒衣の霊装で守ってもらっていたが、今の俺なら刀に守りの霊装を纏わせなくても刃こぼれさせずに斬ることができるだろう。
あの硬度の鉱石を斬れるのだから、目の前にある杉の木なんてはっきり言って余裕である。
俺は刀を鞘に入れたまま腰を落として鯉口を切り、柄に手を掛けて目の前の杉の木に集中する。
さっきまで五月蝿かった天斬の男性も、空気が変わったことに気付いたのか、静かに俺の動きを見つめていた。
空気は張り詰めて、遠くからたたら場の音だけが聞こえてくる。
ヒュッ
刀を真一文字に一閃し、残心をした後にゆっくりと納刀をする。
「――終わりました」
振り返ってみんなの元へ戻ろうとしたら、天斬の男性が「ちょっと待て! 斬れてないじゃないか」と言ってくる。
「いえ、ちゃんと斬れてますよ。では証拠を見せますね」
俺は杉の木の手前まで行くと、ふんっと力一杯斬った箇所の上部分を押した。
すると、周りの木を巻き込みながら、杉の木は大きな音を立てて倒れていく。
「どうですか?」
俺が再び後ろを向くと、天斬の男はもちろん、凛音も目を見開いて驚いていた。
「す、凄い。凄いよ、しぃくん!」
凛音はしばらくの間ポカンと俺のことを見つめていたが、我に返ると手をパチパチと叩いて俺のことを素直に褒めてくれた。
そういえば、凛音って俺が刀を使ってるところって初めてみたんだっけ。
実際に怪の国では、戦う前に凛音を日国に戻しちゃったしな。
隣にいる天斬の男性は未だに立ち直っておらず、信じられないという表情を浮かべている。
すると突然手に持っていた一升瓶を煽り始めて、杉の木の方までズカズカと向かって断面を指でなぞった。
「――見事だ」
俺の方に振り返った男性は、「そういえばまだ名前を言ってなかったな」と酒を煽りながら言ってくる。
「俺の名前は夢見貞治だ。お前の腕は確かなようだな。試すような真似と、無礼な物言いをして悪かった」
夢見さんは俺たちに向かって頭を下げた。
「頭を上げてください。俺みたいな若造ですから、腕を疑うのは仕方がないことだと思います」
「お前ほどの腕があるなら刀を打ってやりたい。――だが、今は刀を打つのを辞めちまってるんだ」
「え? なぜですか?」
「まぁ、色々あんだよ。――だけど、昔俺が打った刀で良いなら譲ってやるからよ。取り敢えず家に行こうや」
夢見さんの後を追って歩きながら、俺たちの自己紹介をした。
「そっか。若いとは思ってたが、まだ16歳なのかよ。それであの剣の腕前って凄いな、詩庵は」
夢見さんからは、先ほどまでの拒絶を一切感じなかった。
杉の木を斬ったことで、俺のことを本当に認めてくれたのだろう。
黒天を打った天斬の後継者に、自分の剣筋を褒められたのはとても嬉しいことだった。
「じゃあ、ここで待っててくれ。自慢の刀を持ってくるからよ」
そう言って家の奥に姿を消したと同時に、凛音が近付いてくる。
「よかったね。無事に刀を譲ってもらえそうだよ」
「あぁ。あとは、黒天ほどの刀があるかどうか、だな。黒衣はどう思う?」
「そうですね。詩庵様が先ほど持たれていた刀の仕上がりは、とても素晴らしかったです。ですが、黒天ほどかと問われたら、否と申すしかございません」
「そうか……」
「ですが、それは夢見さんの腕が悪いと申している訳ではないのです」
「ん? それって――」
俺がその先を聞こうとしたタイミングで、夢見さんが大きな足音を立てながら近付いてきた。
「これが俺の自慢の刀たちだ。試し振りもしたいだろうから、ちょっと庭まで行こうか?」
夢見さんの庭はかなり広く、ここでなら刀を振っても周りに危険はなさそうだった。
俺は縁側に置かれている一本の刀を持つと、鞘から抜いて
「その刀は2尺6寸5分、まぁ大体80cmの太刀だな。刃紋は小乱に足が入って金筋がかかっている。俺の自慢の一刀なんだが、持ってみた感じはどうだ?」
「とても素晴らしいです。――ですが、私が今持っている黒天に比べると、これからの戦いに持つか不安ではあります」
「ん? お前今黒天と言ったか? なんかどこかで聞いたことがあるな……」
「黒天は、約1200年前の天斬が打った刀です」
「ちょ、待て! 1200年前の天斬が打った刀だと? 今どこにあるんだ? 頼む。俺にその刀を見せてくれ」
夢見さんは凄い勢いで俺に迫ってきたと思ったら、急に土下座をして懇願をしてきた。
「ちょっと夢見さん、土下座なんて辞めてください! 黒天なら今すぐに見せることができるので」
夢見さんは顔をがばりと上げて、目をキラキラとさせながら「本当か?」と聞いてくる。
俺はそれに同意して、黒衣に視線を送ると、彼女は小さく顎を引いた。
「黒天!」
「うおっ! きゅ、急に刀が出てきたぞ! っていうか、お前なんでロン毛に袴姿になってんだ!? これはどう言うことなんだ!?」
「すみません。あまり詳しいことはまだ言えないのですが、こちらが黒天になります」
俺の手から離れてしまうと、黒衣に戻ってしまうので、自分で持ったまま夢見さんに黒天を見せる。
黒天を眺めるとゴクリと生唾を飲み込んで、
「こ、この鋼は一体何なのだ? 今までに名刀と呼ばれる刀を何本も見てきたが、こんな刃を俺は見たことがないぞ……」
それからも何か専門的なことをブツブツと言いながら、夢見さんはひたすら黒天のことを眺め続ける。
ようやく我に返った夢見さんは、「ありがとう。もう大丈夫だ」と言うと、頭を抱えながら何やら考え事をはじめた。
そして、俺がポイッと黒天を放ると、そこに黒衣が現れたので夢見さんはまたしても驚いてしまい、その場に尻餅をついてしまった。
「マジで何なんだよ、これは……?」
俺は黒衣と黒天の関係を伝えた。
夢見さんは半信半疑だったが、目の前で見せつけられたので納得せざるを得ないという感じだった。
「御先祖様の打った刀がまさかそんなことになってるとはな……。魔獣やらオーラやらがある世界だ。黒衣ちゃんのようなことがあっても不思議ではないのか……。しかし、黒天の刃はなんの砂鉄で作られてるんだ? 今まで感じたことの無い刃だったのだが……」
「詩庵様。それについては私の方から説明をさせて頂きます」
刀を作るのには、たたら製鉄によって精錬された玉鋼を使用される。
この玉鋼を作るには、大量の砂鉄と木炭が必要になってくるらしい。
刀工はたたら場の人たちが作った玉鋼を使用して、刀を作る工程に移るとのことだった。
「夢見さんの作られた刀たちは、日国にある砂鉄を玉鋼にして作られたのでしょう。ですが、黒天は怪の国にのみある『
「無垢砂鉄……、黒天……。――どこかで目にした記憶があるのだが……」
夢見さんは黒衣の話を聞きながら、またブツブツ考え事を始めてしまった。
「じゃあ、その無垢砂鉄があれば、黒天と同等の刀を作ることが可能になるのか?」
「はい、その通りです。ですが、現代の天斬である夢見さんが打たないと言っている以上難しいかも知れません……」
「さっきの発言は撤回させてくれ」
「え? どう言うことですか?」
「無垢砂鉄をもし取ってくることが出来るなら、俺にその刀を打たせて欲しいんだ」
先ほどまでは、刀を打つのはもう辞めたと言っていたのに、急にどうしたというのだろうか?
黒天に触発されたのか?
「まぁ、恥ずかしいんだが、ぶっちゃけ俺は不貞腐れていたんだ。今まで刀を数多く打ってきたが、欲しがる連中は観賞用だったり、腕もないくせに金を払うからいいだろと言ってくるような奴らばかりだったんだわ」
夢見さんの声からは、悔しさが込められているようだった。
「――さっき詩庵が持っていた刀があっただろ? 実はあれが俺が打った最後の刀だったんだ。あれを打ったときに、俺はこれ以上の刀を打つことができないって思っちまったんだ。なんか疲れちゃったんだよな。だから俺はもう打たないって決めた。だけどな、今日お前たちからこれ以上の先があるかも知れないことに気付かされたんだ」
さっきまでと打って変わって、夢見さんは少年のように目をキラキラとさせて、楽しそうに話をしている。
俺は、こういう大人って最高だな、と羨ましい気持ちになってしまう。
「俺は打ちたい。昔の天斬が打てた刀なんだ。俺に打てない訳が無い。だから頼む。お前の刀を俺に打たせてくれ」
夢見さんの刀工としての腕は確かだ。
それは先ほどの刀を見たらすぐに分かった。
黒天には劣ってしまうが、それに迫るくらいの完成度だったのだ。
その差分も、ひょっとしたら同じ砂鉄を使用した玉鋼から作れば埋まる可能性は十分ある。
また、夢見さんの第一印象は確かに最悪だったが、刀に掛ける情熱はとても伝わってきた。
なので俺は、この人に刀を打って欲しいと思ってしまったのだ。
「はい。ぜひお願い致します」
俺は夢見さんに頭を下げて、刀を打って欲しいとお願いをする。
それを見たみんなは、安心したように「ふぅ」と小さく息を吐いていた。
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